大阪府初の捕獲大会、夏に桜を守る取り組みが始まる
春の桜を守る活動は、夏の手入れや日々の努力を通じて行われるものです。大阪府泉大津市で、2026年の夏を迎えるにあたり、助松公園を舞台に「サクラを守れ!クビアカツヤカミキリ 夏の陣2026」の捕獲大会が開催されます。この初回イベントは、地元の人々が共に桜を守るための取り組みとして注目を集めています。
泉大津市では、令和8年6月13日(土)にイベントを実施し、参加者は公園内でのクビアカツヤカミキリの成虫を探したり、ブラックライトを使用して卵を見つけたり、標本づくりを楽しむことができます。この体験を通じて、参加者は外来害虫が桜に与える影響と、その対策の重要性について学ぶことができます。
助松公園は地域住民が中心となり、春の「さくらまつり」を継続しています。今年で12回目を迎えるこのイベントは、地域の桜がどれほど大切にされているかを示しています。しかし、美しい桜は春だけでなく、夏や秋に行われる日々の手入れや管理によっても支えられています。草引きや肥料やり、見守りといった活動を続ける人たちの存在が、桜の景色を保つために欠かせません。
近年、助松公園の桜を脅かす存在として、赤い首を持つ外来害虫「クビアカツヤカミキリ」が確認されています。泉大津市では、令和6年度に初めて発見され、徐々に被害が拡大しています。この虫は繁殖力が強く、短期間で大きな被害を及ぼすため、行政だけの対策では限界があります。地域の人々が早期に異変を見つけ、対策を講じることが特に重要です。
捕獲大会では、クビアカツヤカミキリを実際に探したり捕まえたりする体験を行います。また、地域の桜を守る活動を行う「助松公園さくら保存会」のブースも設置し、地域における“桜を守る日常”についても紹介します。参加者は「桜を見る人」から「桜を守る人」へと変わり、地域の自然を大切にする意識を深めることが期待されています。
このイベントは大阪府の主催で、泉大津市との共催により実施されます。各地で開催される捕獲大会の中で、特に泉大津市のこの取り組みが注目されています。参加者が自分の地域の桜を守る意義を感じながら、絶えることなく続けられる活動へとつなげていくことが目的です。
さらに、捕獲大会期間中、イベントとは別に捕獲数上位者には景品が用意されています。泉大津市独自の取り組みとして、参加者が市内で5匹以上のクビアカツヤカミキリを持参することで、金芽米3合が配布されます。桜も、米も、地域の生活の一部であるということを忘れず、共に守っていく意義を感じてもらいたいです。これからも、地域が大切にしてきた風景を未来へつなげていくために、皆で協力していきましょう。
実施概要
- - 日時:令和8年6月13日(土)午前10時~正午
- - 場所:捕獲:助松公園(泉大津市助松町4丁目708番48)
- - 対象・定員:誰でも参加可能/40名
- - 内容:クビアカツヤカミキリ講座、公園内での捕獲体験、卵探し、標本づくり、助松公園さくら保存会ブース など
- - 主催等:主催:大阪府/共催:泉大津市、運営:地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所
地域の桜を守るために、みんなで協力し、楽しみながら取り組んでいきましょう!