奈月れいがウクライナ避難民支援イベントを開催
2023年春、歌手の奈月れいが日本に居住するウクライナ避難民への支援と交流を目的としたイベントを企画しました。「一緒に考えよう ウクライナのこと ~あしたを信じて~」と題されたこのイベントは、3月25日(土)に法政大学市谷キャンパスのスカイホールで開催されます。イベントでは、歌手としての奈月れいのパフォーマンスに加え、ウクライナの方々とのディスカッションや、法政大学応援団からの励ましのエールなど多彩なプログラムが用意されています。
イベントの動機は、昨年から続いているロシアのウクライナ侵攻による避難民の増加に対する奈月れい自身の思いから来ています。彼女は、一人の日本人として、またアーティストとして、避難民の方々に少しでも安らぎを提供出来ないかと考え、本イベントを企画しました。彼女の母校である法政大学に相談し、賛同した学生たちとともに支援の輪を広げてきました。
このイベントは有料で行われ、参加費の一部は必要経費を除いた上で全て寄付されます。一般参加者は1,000円、大学生以下は無料です。人々の気持ちを結ぶ場を作ることで、避難民の皆さんが日本で心安らぐ時間を持つことを目指しています。
イベント詳細
- - 日時: 2023年3月25日(土) 13:00〜15:00
- - 場所: 法政大学市谷キャンパスボアソナードタワー 26階 スカイホール
- - プログラム:
- 奈月れいと音楽家によるミニコンサート
- ウクライナ避難民と学生のディスカッション
- 法政大学応援団からの応援メッセージ
- ドネーションの贈呈式
奈月れいの思い
奈月れいは、母を病気で亡くした経験を経て、音楽の持つ力に目覚めました。母が病気と闘っている際、音楽が彼女の心を和らげたことに感謝し、その思いを伝えたくて歌手の道を選びました。彼女は歌という表現を通じて、人々の痛みや悲しみを少しでも和らげるために活動しています。
今回は、知人のウクライナ人からの話を通じて、避難民の方々が抱える言葉や生活の不安に理解を深めました。そこで、自身の経験を活かして支援を行う活動を進めていく決意を固めました。また、法政大学の後輩たちを巻き込むことで、持続可能な支援活動とすることを目指しています。
コラボレーション
奈月れいは、ウクライナ大使館の協力を仰ぎ、避難民の招待や支援団体との連携も図っています。本イベントの成功に向け、NPO団体やボランティア団体とも連携し、支援活動の規模を拡大することに成功しました。
当日は、元NHK交響楽団のチェリスト茂木新緑氏とギタリスト河野彰氏も参加し、素晴らしい音楽のひとときを提供します。彼らはウクライナの楽曲や奈月れいの楽曲を披露し、参加者にメッセージを届ける予定です。
今後の展望
奈月れいは、この活動が一過性のものではなく、継続的に支援していくことを目指しています。賛同者を募りながら、ウクライナ支援の活動を今後も継続していく意向を示しています。彼女の活動が、人と人との絆を再確認し、未来への希望を育む場になることを心より願っています。