地域の手作り文化を育む「トミオマルシェ」
千葉市若葉区にて、地域最大級のハンドメイドイベント「トミオマルシェ vol.21」が2025年10月25日と26日の2日間にわたり開催されます。これは、株式会社トミオホールディングスが主催するもので、毎年、多くのクリエイターと来場者が一堂に会する魅力的なイベントです。
イベントの歴史と成長
「トミオマルシェ」は2012年にその幕を開けました。初回は38店舗と約100名の来場者を迎えた小規模なものでしたが、口コミや参加者の熱意によって年々その参加者数は増加。今では延べ2,100名の作家と7万人超の来場者が集まる、千葉を代表するクラフトイベントへと成長を遂げました。
このイベントは、ハンドクラフト作家の才能を世に広げる場を提供し、より多くの作り手と暮らし手をつなぐことを目的としています。毎年新たな作品やワークショップが追加され、来場者に新しい体験を提供し続けています。
トミオマルシェの特徴
1. 一点モノの魅力
トミオマルシェでは、すべての出店品が作家自身によって愛情込めて制作された一点モノです。アクセサリーや革小物、羊毛フェルトの雑貨など、多様なジャンルの作品が集まります。これにより、来場者は自分の好みにぴったり合うアイテムを探す楽しさを体験できます。
2. つくり手との対話
このイベントの特徴は、作家と直接対話できることです。ハンドメイドを愛する人々とすぐそばでコミュニケーションを取りながら、作品の背景や制作過程を知ることができる貴重な機会が提供されます。
3. 体験型ワークショップ
「トミオマルシェ」では、来場者が参加できるワークショップが充実しています。アルコールインクアートやステンドグラス作りなど、年齢を問わず楽しめる様々なものづくりを体験できます。これらのアクティビティは、未来のクラフト作家を育てる機会ともなります。
未来への展望
今後、「トミオマルシェ」は千葉の手作り文化のプラットフォームとして更なる発展を目指します。駆け出しの作家たちが活躍できる場を提供し続けるため、年間を通じたワークショップや作家交流会、定期的な展示も計画しています。このようにして、地域のクラフト文化を次世代に引き継いでいくことが目標です。
主催者の思い
「トミオマルシェを通じて地域の作家さんたちの才能を広げ、千葉の文化を育む場を提供したいと考えています。今までに多くの“つくり手”と“ハンドメイドを愛する人”がつながり、このコミュニティを育ててきました。これからも、新たな挑戦を後押しし、地域のクラフト文化を未来へつなげていく所存です。」
と、株式会社トミオホールディングスの代表取締役社長大澤成行さんは語ります。
開催概要
- - 開催日:2025年10月25日(土)、26日(日)
- - 会場:トミオヴィレッジ高品(千葉市若葉区高品町250−1)
- - 入場料:無料
最後に
悪天候の場合には中止となる可能性があるため、事前に公式サイトでの確認をお勧めします。
トミオマルシェは、地域文化をつくる貴重な場として、今後の活動にぜひ注目してください。