近畿大学がマイボトル推進キャンペーンをスタート
近畿大学経営学部の古殿幸雄教授が率いるゼミは、環境問題に配慮した「DRIGGERプロジェクト」を展開しています。今年の7月には、ペットボトルごみの削減を目的とした「マイボトル推進キャンペーン」を開催予定です。2025年7月7日から24日まで、東大阪キャンパスで行われるこのキャンペーンでは、ドリンクチケットを購入し、アンケートに答えた先着100名に竹素材を用いたオリジナルボトルがプレゼントされます。
DRIGGERプロジェクトの背景
「DRIGGER」という名称は、ゼミ生たちが考案した言葉です。「Drink(飲む)」と「Trigger(きっかけ)」を組み合わせ、マイボトルの利用を通じてペットボトルレスの生活を促進し、持続可能な社会について考える機会を提供しようという思いが込められています。プロジェクトは、2021年からスタートし、様々な取り組みを通じて学生と教職員に対して環境意識を高めるための活動を行ってきました。
キャンペーンの詳細
今回のキャンペーンでは、ドリンクチケットを1,500円で購入し、環境に関する短いアンケートに答えた方に竹製のオリジナルボトルが配布されます。このボトルは、バンブーファイバーにて作られており、環境に優しいだけでなく、抗菌性や耐久性にも優れているため、ぜひマイボトルとして使用してほしいとのことです。昨年度の活動では、マイボトルの導入によってペットボトル188本相当の飲料が用意され、CO2排出量の削減にも寄与しているという実績があります。
豪華な景品の魅力
また、今回のキャンペーンでは、ペットボトル20本分の使用抑制を目指し、CO2を2.4kg削減することを目指します。使い捨てプラスチックの代わりに竹製のオリジナルボトルを提供することで、学生たちに サステナブルな生活習慣を促進する狙いがあります。これにより、未来の社会が持続可能なものであるために学生が果たすべき役割を感じてもらえることでしょう。
学生の声
経営学部3年の田中紫織さんは、「今回のキャンペーンは、環境配慮を自然に生活に取り入れられるような仕組み作りを目指しています。自分のボトルを持ち歩くことで地球の未来に貢献できることを、より多くの人に伝えたいです」とコメントしています。このキャンペーンが多くの学生に環境意識をもたらし、持続可能な未来を一歩前進させることを期待します。
開催概要
- - 期間: 2025年7月7日(月)〜24日(木)【土日祝を除く】
- - 場所: 近畿大学東大阪キャンパス21号館2階学生ホール
- - 対象: 近畿大学の学生および教職員
- - 条件: ドリンクチケット20回分(1,500円)、環境に関するアンケートへの回答
この取り組みを通じて、近畿大学は学生や教職員に環境意識を確立し、持続可能な社会作りを目指していく決意を表明しています。そして、次世代がより良い未来を築けるよう、教育現場での取り組みがますます重要になっていくと言えるです。
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