ブロックチェーンゲームの未来を拓くMurasaki B.V.がシードラウンドで150万ユーロ調達

Murasaki B.V.がシードラウンドで150万ユーロの資金を調達

2022年2月、オランダに設立されたMurasaki B.V.が、シードラウンドのファーストクローズを成功させ、150万ユーロ（約1.5億円）の資金調達を行いました。この資金の一部は、今後開発が進められるブロックチェーンゲーム「Cyberstella」の制作に充当される予定です。Murasakiは、オランダのスヘルトーヘンボスに本社があり、代表取締役の村田晋之佑氏が率いる企業です。

Murasakiのビジョン

Murasaki B.V.は、ヨーロッパとアジアから集まったビジネスチームと、日本のゲーム開発者たちによる国際的なチームで構成されています。今回の資金調達により、さらなる成長を目指し、国内外の投資家を対象にトークンを用いた追加資金調達を行う計画です。これにより、2022年末には本ラウンドの完了を予定しています。

GameFiへの挑戦

同社が掲げるGameFi（Game + Finance）の理念に基づき、ブロックチェーン技術を活用したプレイヤー中心の経済圏を構築することを目指しています。これにはFungible Token（FT）やNon-fungible Token（NFT）が活用され、プレイヤーがより積極的にゲーム世界に関与できる仕組みが整備されます。協業するインキュベイトファンドから新たに加わる社外取締役たちも、ゲーム業界における豊富な経験をもたらします。

Cyberstella：新しいゲーム体験

Murasakiが現在開発している「Cyberstella」は単なるゲームではなく、プレイヤーやコミュニティメンバーが自らのキャラクターで独自のストーリーを築くことができる新しい形のエンターテインメントを提供します。NFTオーナーは、保有するキャラクターの商業権を持ち、二次創作も可能です。このように、プレイヤー自身がゲームの世界を豊かにしていくことが可能になります。

プロモーション活動

「Cyberstella」の初期プロモーションとして、NFTプレセールに先駆けて短編漫画を公開予定です。この漫画では、各NFTキャラクターの世界観やストーリーが描かれ、これを通じてコミュニティの活性化を図る予定です。さらに、参加型企画も模索しており、プレイヤーとの双方向の関係を強化していきます。

投資家の期待

今回の資金調達に関しては、投資家たちからも熱い期待が寄せられています。Incubate Fundの代表パートナーである和田圭祐氏は、Murasakiのチームに対し、国境を超えた進化への挑戦を支援する意気込みを表明しています。また、mintの木暮圭佑氏も、このチームがクリプト市場において大きな可能性を秘めていることを強調しています。

共同創業者のコメント

企業の共同創業者である村田氏と佐々木氏は、それぞれの背景やビジョンを語り、Murasakiの成長に向けた決意を新たに表明しています。ゲームとブロックチェーンの融合を図り、国際市場における新たな成功を求め、引き続き努力を重ねていくとのことです。

今後の展望

今後は、Q3 2022にオリジナル漫画を公開し、Q4 2022にはNFTプレセールを実施。その後、Q1 2023にはガバナンストークン$STLの販売開始予定となっています。Murasaki B.V.は、ゲーム開発と同時にコミュニティとの関わりを深め、世界中のプレイヤーを引きつけるようなプロジェクトを展開していくことでしょう。

採用情報

最後に、Murasaki B.V.では日本国内での採用を強化しています。関心のある方は、公式ウェブサイトでも詳細をご確認ください。今後の展開に注目です。

詳しい会社情報や何かしらの参加希望があれば、公式サイトや各種SNS（DiscordやTwitterなど）で情報を入手できますのでぜひチェックしてみてください。