テンプの日の記念品
2024-10-02 17:34:04

約13万人に贈る「とみおかシルク」の特別記念品

約13万人に贈る「とみおかシルク」の特別記念品



パーソルテンプスタッフ株式会社は、毎年10月2日の「テンプの日」に合わせて、約13万人の派遣スタッフに記念品を贈呈しています。今年は、群馬県産の貴重な「とみおかシルク」を使用したハンカチタオルとせっけんが郵送されることになりました。この記念品は、パーソルグループの特例子会社であるパーソルダイバースの障害のある社員が丁寧に手作りしたものです。

環境に配慮した製造プロセス


昨年度のスタッフからのフィードバックを基に、製造過程での環境への配慮が強化されました。その結果、約180キロのせっけんの破片を削減し、包装資材も前年比で約7,800キロ削減に成功しています。この取り組みは、持続可能な製品作りを目指すパーソルグループの姿勢を象徴しています。

「とみおかシルク」を使った製品開発の背景


パーソルダイバースは、群馬県富岡市で地域との協力を通じて障害者雇用を推進しています。特に、富岡市の伝統的な養蚕業を守るため、2017年に「とみおか繭工房」を開設し、高齢化が進む養蚕業界の担い手とされています。ここでは、大学との連携を図りながら、地域で育てられた蚕の繭からシルクを生産し、そのシルクを活用した製品を開発することに注力しています。現在は、富岡市で収穫される繭の約17%を生産しており、地域の雇用創出にも寄与しています。

ハンカチタオルとせっけんの特長


「とみおか繭工房」で育てられた蚕から採取される高級シルクを10%使用したハンカチタオルには、優れた吸水性があります。一方、せっけんは、群馬県桐生市の「きりゅうアート工房」で作られ、肌に優しい成分がたっぷりと配合されています。シルクが持つ保湿効果に加え、香料や着色料を一切使用していないシンプルな石鹸です。

さらに製造工程には、次の4つの改善が施されています。
1. せっけんの天面カットを廃止することで、せっけんの廃棄を削減。
2. 型から簡単に取り出せる製法を採用して、多くの社員が作業に参加できるように。
3. ハンカチタオルがエコマークを取得し、染色工程を省いています。
4. 包装をシンプルにし、廃棄資材を大幅に減少させています。

地域社会への貢献とSDGsへの取り組み


パーソルグループは、障害者雇用を通じて地域社会への貢献を目指しています。その中でも、製品製造における環境配慮や廃棄物の削減は重要な取り組みです。「とみおかシルク」を使用したハンカチタオルとせっけんの製造は、SDGsの「働きがいも経済成長も」や「つくる責任つかう責任」に繋がるものと捉えられています。

このように、パーソルテンプスタッフとパーソルダイバースは、地域業界、環境、そして障害者雇用の向上を目指しながら、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな活動を続けていきます。これからも、その取り組みに注目が集まることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
パーソルテンプスタッフ株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー
電話番号
03-5350-1212

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。