東京貿易テクノシステムの革新的技術が国交省の評価を受ける
東京貿易テクノシステム株式会社(以下、TTS)は、同社が開発した「レーザートラッカーによる鋼板巻立て工の効率化システム」が、国土交通省の「河川点検技術カタログ」に公式掲載されたことを発表しました。この技術は、奥村組土木興業株式会社との共同開発によって実現され、新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されています。本技術が河川インフラの維持管理において公的に紹介されたことで、今後の用途拡大が期待されています。
掲載された背景と意義
近年、河川インフラの老朽化が進む中、現場では人手不足や作業負担の増加が顕著となっています。そうした状況の中で、デジタル技術を活用した維持管理の効率化が求められています。国土交通省が体系的に整理した「河川点検技術カタログ」は、河川や堤防、護岸の点検や維持管理に利用可能な技術を提供するもので、設計会社や河川管理者が技術を選定する際の参考になります。
これにより、TTSの技術が補修・補強工事における重要な計測技術として広まり、多くの現場での採用が期待されます。
具体的な技術の概要
TTSが提供する技術では、従来、足場を設置して行っていた高所での鋼板巻立て工の計測を、レーザートラッカーによる遠隔計測に置き換えています。この方法により、計測作業が高精度かつリアルタイムで行えるため、施工の効率性が大幅に向上します。また、足場設置が不要となり、施工コストの削減にも寄与しています。
主な特徴
- - 足場不要: 従来の手法と比較し、足場設置が不要なためコストが削減されます。
- - 短時間計測: 計測時間の短縮により、工期全体の効率化を実現します。
- - 安全性向上: 高所作業を減らすことで、安全性が大幅に向上します。
今回の技術は、河川点検技術カタログにおいて「計測・モニタリング技術」というカテゴリーで「計測-22」として特記されています。
今後の展望
TTSは、現場ニーズに応じた技術の開発と普及を進めることで、インフラ維持管理の効率化と安全性向上に寄与していく方針です。TTSの施策は、河川インフラの保全と効果的な利用に向けた重要なステップとして、多くの期待を集めています。
東京貿易テクノシステム株式会社について
東京貿易テクノシステムは、三次元測定機やレーザートラッカーなどの高精度計測機器を提供しており、製造業のスマートマニュファクチャリングを支援しています。自動車業界から航空宇宙、重工業、研究機関に至るまで、幅広い分野に対応するサービスを展開しています。また、神奈川県にある「厚木テクニカルセンター」を通じて、技術デモンストレーションやアフターサービスを行い、顧客支援を行っています。
東京貿易グループの概要
東京貿易テクノシステムは、東京貿易ホールディングス株式会社のグループ企業です。1947年の設立以来、幅広い事業分野で成長しており、現在ではエネルギーインフラからスマートマニュファクチャリング、イメージソリューション、マテリアルサプライまで、様々なセグメントに注力しています。これらの関係会社が協力し合い、新しい価値を市場に提供することを目指しています。
このようにTTSは、最新の技術を駆使したインフラ管理の革新を進めており、社会の持続可能な発展に貢献する姿勢を示しています。