『ゴミJAM@女木島』の紹介
瀬戸内海の美しい自然を背景に、2024年3月10日、香川県高松市女木島でユニークなイベント「ゴミJAM@女木島」が開催されます。このイベントは、環境問題を楽しく学び、実践していくための新しいアプローチ、エシカルツーリズムの一環として企画されています。
海洋ゴミ問題とユニブルーの取り組み
海洋ゴミは、私たちの生活から河川を通じて海に流れ出て、多大な影響を及ぼしています。プラスチック製品の多くは耐久性が高いため、使用後に適切に処理されなければ、長期間海で漂流し、生態系に深刻な影響を与えます。ユニブルーは、研究者や学生が共同でこの問題に取り組むことで、情報を発信し、解決策を模索しています。
具体的には、AI技術を活用して海洋ゴミの調査を効率化したり、サイエンスを取り入れたアート作品を展示するなど、多角的なアプローチで啓発活動を行っています。これにより、海洋ゴミ問題の認知を広げ、行動を促そうとしています。
エシカルツーリズムとは?
『ゴミJAM@女木島』はエシカルツーリズムの一形態でもあります。エシカルツーリズムとは、環境への配慮をもとにした倫理的な旅行スタイルで、観光客が観光地を訪れるだけでなく、地域の環境や文化に貢献することを目的としています。従来の旅行スタイルではオーバーツーリズムが懸念されていますが、エシカルツーリズムでは各地の環境問題を理解し、地域社会の一員として貢献することが求められています。
「ゴミJAM」とは?
「ゴミJAM」は、女木島の海岸で海ごみ拾いを行い、そのごみで手作りの楽器を制作し、参加者全員でジャムセッションを楽しむ方法で進行します。ごみ拾いは地道な作業ですが、楽器制作の楽しさを加えることで、参加者が前向きに関与できます。
また、参加者は主に関西賢い学生たちで構成されており、瀬戸内海のゴミ問題について新たな視点で向き合う機会となります。彼らは、知らず知らずのうちに海洋ゴミの発生源となっている可能性があり、実際の体験を通じて環境問題の重要性を再認識することが期待されています。
イベントの詳細
「ゴミJAM@女木島」の概要は以下の通りです:
- - 開催日時:2024年3月10日(日) 8:00-17:00
- - 開催場所:香川県女木島コミュニティーセンター、女木島海岸
NPO法人アーキペラゴとのコラボ
このイベントはNPO法人アーキペラゴとのコラボレーションによって実現します。村井知之氏を迎え、参加者が作成した楽器で本格的なジャムセッションを楽しむことで、消費される海洋ゴミの再利用の可能性にも目を向けます。
多くの方に自分たちの出発点である海洋環境について考えてもらうきっかけとなるこの試み。参加者は楽しみながら学び、未来の環境保護を担っていくことができるでしょう。
詳しくは、
こちらのリンクから瀬戸内ユニブルーについてご覧いただけます。