Luupとホット沖縄総合研究所が新たな提携を発表
株式会社Luup(東京・品川区)は、2025年7月8日から沖縄県那覇市で電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を提供すると発表しました。このため、沖縄県名護市に本社を持つ株式会社ホット沖縄総合研究所(代表取締役:白石武博)と業務提携を締結しました。
地域振興の背景
Luupのミッションは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”という理念のもと、電動マイクロモビリティのシェアリングに取り組んでいます。これは、電動アシスト自転車や電動キックボードに限らず、様々な小型モビリティを扱い、街とのつながりを強化することを目指しています。一方、ホット沖縄総合研究所は「沖縄の未来を創造する」をモットーに、地域社会が抱える観光や交通、まちづくりの問題に向き合っています。この2社の提携により、沖縄の交通課題の解決に寄与し、地元の住民や観光客がより快適に移動できる環境を提供します。
過去の実績と実証実験
実は、両社は2019年から関係を築いており、ホット沖縄総合研究所のグループ企業であるカヌチャリゾート内で電動キックボードの実証実験を行ってきました。この実験は、従業員の移動手段として開始されましたが、2023年からは施設利用者への提供も実施されています。このようにして、双方は電動マイクロモビリティの可能性を模索してきました。
提携の具体的内容
この提携により、以下の点について連携がなされます。
1. 沖縄エリアの利便性及び回遊性の向上
2. 電動マイクロモビリティ用ポートの導入、行政との連携支援
3. 来訪者やインバウンドニーズの拡大に向けた協議
4. 交通安全対策および利用マナーの啓発
5. 持続可能な開発目標(SDGs)への貢献
6. その他の地域社会の活性化
これらの施策を通じて、沖縄県内の慢性的な交通渋滞や駐車場不足、環境負荷の低減に貢献することが期待されています。双方の協力のもとで、地元住民や観光客の移動がより快適となり、地域の活性化が図られるでしょう。
将来に向けての展望
提携の成果が形になるのは数年先ですが、Luupは、ビジョンを持って「全ての人が自由に移動できる未来」へ向けた航海を開始します。街が生まれ変わるきっかけとなる本プロジェクトが、沖縄にどのような変化をもたらすのか、今から期待が高まります。
会社情報
所在地:東京都品川区西五反田八丁目9番地5 FORECAST五反田 WEST7階
代表者:岡井大輝
創業:2018年7月
アプリダウンロード:
LUUPアプリ
所在地:沖縄県名護市
代表者:白石武博
この新しい動きが、沖縄の未来をより良いものにすることを願っています。