国立大学法人岡山大学は、今月の12月24日(水)13:30から、津島キャンパスにおいて第10回EIPPE公開研究会を開催します。このセミナーでは、教育データサイエンスの重要なテーマである因果関係の推論に焦点を当てます。特に、観察データから因果関係に迫るための疫学研究の最前線を探り、教育研究における実践的な応用方法について学ぶ機会を提供します。
このイベントは、岡山大学大学院教育学研究科附属実践データサイエンスセンターEIPPE部門が主催しており、参加対象は学生、研究者、一般の方々で、どなたでも自由に参加できます。参加費は無料ですが、事前の登録が必要ですので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。
セミナーの講師は、岡山大学の鈴木越治准教授。鈴木教授は、教育科学や人文社会科学におけるデータサイエンスに関する専門知識を持ち、皆さんに有意義な情報を提供してくれることでしょう。教育データサイエンスの方法論を学ぶことで、参加者は自身の研究や実践に活かせる新しい知識と技術を得ることができます。
会場は、岡山大学津島キャンパスの教育学部講義棟2階、5206講義室です。アクセスについては、大学の公式ウェブサイトを通じて詳しい情報が得られます。参加希望者は、登録フォームを通じて申し込みを行うことができ、セミナーの開催当日まで受け付けています。参加者がどのようにデータを活用し、因果推論を実践するかを学ぶ貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく。
このセミナーは、文部科学省によるデジタルと掛け合わせた教育構築事業の一環として位置づけられており、教育データサイエンスの開発を推進するための先駆者育成を目的としています。地域社会や教育現場におけるデータ活用の重要性が高まる中で、因果推論に基づいたデータ分析スキルを習得することは、現代の教育研究において欠かせない能力となります。
岡山大学では、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しており、地域と地球の未来に向けて共に取り組んでいる大学として知られています。皆さん一人ひとりの参加が、この目標の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。ぜひ、岡山大学の教育データサイエンスセミナーに参加し、教育の未来を共に考え、創造していきましょう。