特許庁によるスタートアップ支援プログラムの延長について
特許庁は、革新的な技術やアイデアをもとに創業するスタートアップを対象にした「知財アクセラレーションプログラム(IPAS)」の公募期間を延長しました。このプログラムは、スタートアップが抱える知的財産(知財)に対する課題を解決し、競争力を高めるために設立されています。
スタートアップと知財の重要性
スタートアップにとって、知財はその技術やサービスの核心であり、ビジネスの成長を支える重要な資産であることは言うまでもありません。しかし、実際には多くのスタートアップが知財戦略に対する理解不足やリソース不足に直面しており、結果としてそのコアとなる知財が十分に保護されず、活用されないケースが散見されます。こうした状況を改善し、スタートアップが自らの競争力を維持しつつ成長を加速させるため、特許庁はこのプログラムを提供しています。
プログラムの内容
知財アクセラレーションプログラム(IPAS)では、参加するスタートアップのニーズに応じて、ビジネスや知財に精通した専門家から成る「メンタリングチーム」が組織されます。このチームが、約5か月間にわたり参加企業と密接に協力し、ビジネス戦略の診断やブラッシュアップを実施します。
さらに、このメンタリングではビジネス戦略に基づいた知財戦略の構築を支援し、スタートアップが知財を効果的に活用できるようにします。これにより、企業は国際的な競争を勝ち抜くための基盤を築くことができるのです。
公募の詳細
今回のプログラムに関する公募は、2023年7月3日(月)23:59まで受け付けています。採択される企業は最大で20社であり、参加することで競争力を飛躍的に高めていくチャンスです。詳しい情報や応募方法は、特許庁の「IP BASE」ウェブサイトをご覧ください。ここでは公募要領や応募フォームも入手可能です。
IP BASEウェブサイト
説明会の開催
プログラムの内容や応募手順に関する説明会が動画で公開されています。YouTubeチャンネルでは、プログラムの概要をわかりやすく解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
IP BASE YouTubeチャンネル
お問い合わせ
応募に関する疑問や相談は、以下の連絡先まで気軽にお問い合わせください。特許庁の「知財アクセラレーションプログラム(IPAS)」事務局が対応します。
- - 住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
- - 担当者: 堀 剛郎、高木 敏幸、村上 雪恵
- - 電話: 03-6213-1251(平日9:30-17:30)
- - メール: [email protected]
知財戦略を強化し、さらなる成長を目指すこの機会をぜひご利用ください。