Peplink社のInControl2で通信問題を可視化
株式会社CASOが提供するPeplinkのクラウドプラットフォーム「InControl2」は、SIM運用における通信状況をリアルタイムで可視化する機能を搭載しています。この「WAN Quality reports」により、ユーザーはSIMの電波状況を一目で把握でき、通信の不安を解消することが可能になりました。
InControl2の概要
InControl2は、特別な追加料金なしで利用でき、デバイス管理や監視を行えるプラットフォームです。このサービスを使えば、ネットワークに繋がったデバイスの情報や位置を分かりやすいインターフェースで確認でき、このシステムを通じて通信の品質を容易に管理できます。
WAN Quality reports機能
この中でも特に注目されるのが「WAN Quality reports」機能です。この機能では、SIMの信号の品質や強度、加えて、電波状況をグラフで表示し、特定の時間帯における通信の状態を簡単に把握できます。これにより、ユーザーは時間単位での履歴データを確認したり、CSVファイル形式でのデータダウンロードも行えるため、分析作業もスムーズになります。
主な機能の特徴
Point 01:通信品質の把握
InControl2の最大の利点は、GPS機能と連携し、時間や地域別に電波強度を視覚的に表示することができる点です。この機能を使うことで、通信品質の低下を即座に察知し、迅速に対応を取ることができます。
Point 02:問題箇所の特定
電波が弱いとされるエリアや時間帯を簡単に特定し、問題箇所を明確にすることができます。グラフ上では、カーソルを移動させることによって、より詳細な情報も確認でき、いつどの場所で電波が弱かったのかをしっかりと把握できます。
Point 03:データのダウンロード機能
画面の下部にある Download ボタンを押すことで、当日や月毎のデータをCSV形式でダウンロードでき、必要に応じて外部分析ツールを用いることも容易です。
Peplink製品と通信の安定性
Peplinkは、モバイル通信の安定性を求めるIoT環境向けに、信頼性の高いインターネット接続ソリューションを展開しています。特に、異なる通信プロトコルをボンディングする「SpeedFusion」により、2台のPeplink製品を使ってVPN通信を行うことができます。このように、複数の接続をスムーズに管理し、全体的に安定したネットワーク運用をサポートしています。
会社概要
株式会社CASOは、台湾のCASwell社の日本法人として、ネットワークインフラ機器向けのハードウェアベンダーです。様々なニーズに応える高品質な製品を提供し、顧客のソリューション開発の自由度とスピードを提供します。
- 所在地: 東京都千代田区神田司町2-7-2 ミレーネ神田PREX 2F
- 代表者: 武田 和広
- 設立: 2014年8月1日
- URL:
www.caso.co.jp
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