新たな奨学金制度
2025-10-30 13:37:03

東京経済大学が創立125周年を祝し新たな奨学金制度を導入

東京経済大学が創立125周年を祝し新たな奨学金制度を導入



東京経済大学は、2025年10月29日に創立125周年を迎えるにあたり、新たな奨学金制度「めざせ!大倉喜八郎 進一層奨学金」を発表しました。この奨学金は、首都圏外(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の島しょ部を除く)に在住する受験生を対象としたもので、経済的な負担が大きい学生に安心して大学生活をスタートしてもらうことを目的としています。

経済的支援の充実



東京経済大学は「進一層」という理念を掲げ、創立以来、多くの困難を乗り越えてきました。この精神のもと、今回は新たに経済的な支援に踏み切ります。新設される進一層奨学金は、選考通過後に年額50万円を原則4年間給付し、卒業後には返還義務がないという特徴があります。この制度により、受験生は経済的な不安を軽減し、学業に専念できる環境が整えられます。

安心の予約採用制度



「入学前予約採用型」の奨学金は、受験生が事前に採用候補者に選ばれる仕組みを採用しています。このため、共通テスト利用選抜や一般選抜を予定する受験生は、合格発表を待たずに進学資金の見通しを立てられるため、心理的な負担を軽減できます。合格発表後の学費の不安から解放されることで、受験準備に注力できるのは大きなメリットです。

国の奨学金との併給が可能



今回の奨学金制度は、国の「高等教育の修学支援新制度」との併給も可能です。これにより、他の奨学金を受給している学生も支援の対象となります。具体的には、第Ⅱ区分に該当する学生には年額25万円が支給され、第Ⅲ区分及び第Ⅳ区分の学生には年額50万円を支給する仕組みです。この施策により、より多くの経済的支援が提供され、国の奨学金だけではまかなえない厳しい状況にある家庭への手助けが期待されています。

結論



東京経済大学の新たな奨学金制度は、学生の未来を支えるための重要な一歩です。創立125周年を迎えたこのタイミングで、経済的な壁を乗り越え、新しい道を切り開こうとする学生に向けた支援が発表されたことは、教育の立場からも非常に意義深いと言えます。進一層の考え方を受け継ぎ、挑戦を続ける受験生にとって、この奨学金が大いに役立つことでしょう。今後も東京経済大学は、学生一人ひとりの夢の実現に向けてサポートを続けていく所存です。

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