フォルシア、旅行予約サイトに電子クーポンシステムを提供開始

フォルシア、旅行予約サイトに電子クーポン導入

フォルシア株式会社（本社：東京都新宿区）は、クラウド型の「webコネクト電子クーポン」システムを、4つの旅行予約サイトに提供したことを発表しました。これにより、スキーシーズンを控えた旅行業界において、利便性の向上が期待されています。

電子化による利便性向上

従来、旅行の商品提供には紙のバウチャーや引換券が使用されていましたが、フォルシアのシステムを導入した旅行会社は、これらをスマートフォンで利用できる電子クーポンに切り替えることができます。これにより、利用者は特別なアプリや専用端末なしで、簡単に電子クーポンを利用できるようになります。

提携旅行会社の紹介

新たにこのシステムを導入したのは、以下の4社です。

- ビーウェーブ（運営サイト：スキー＆スノボツアーのビーウェーブ）
- アップオン（運営サイト：Ski Gelände）
- トラベルロード（運営サイト：SKI Pin！）
- 日本ユース旅行（運営サイト：JAM JAM TOUR）

これらの企業は、2024年12月にリフト券を含むスキープランを提供予定で、電子クーポンシステムの導入によって、ペーパーレス化と業務の効率化を図るつもりです。

期待される効果

従来の紙クーポンの準備や発送作業は手間がかかりますが、電子クーポンに切り替えることで、これらの作業負担が大幅に軽減されます。さらに、利用施設も管理業務が簡素化され、クーポン券のもぎりや半券の保管といった手間が不要になります。

フォルシアのシステムは、クーポンの利用規約や時期、利用施設などの情報を簡単に管理でき、利用実績もリアルタイムで確認が可能です。そのため、旅行会社になるべくデジタルな形で業務を進めることができ、クーポンを利用する旅行者にとっても、忘れや紛失のリスクが低減されます。

今後の展開

これでフォルシアが電子クーポンシステムを採用した企業数は6社となり、今後はリフト券に限らず、ランチやバス移動といったさまざまなシーンで電子クーポンの利用を検討しています。フォルシアは、社会課題の解決に寄与する先進的なシステムやサービスの開発を進め、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進していく方針です。

webコネクト電子クーポンの特徴

フォルシアのシステムは以下のような機能を有しています。
1. クーポン利用者の容易な定義
- 利用者情報を様々な方法で連携し、簡単に定義が可能です。
2. 利用実績のリアルタイム管理
- クーポンの利用状況が即座に反映され、管理画面で確認できます。
3. アプリや専用端末不要
- ウェブサービスとして提供され、ブラウザから簡単に利用可能です。

これからもフォルシアは、旅行業界のデジタル化を進め、業務の効率化を図っていくでしょう。新たな可能性を秘めた電子クーポンシステムが、どのように業界に変革をもたらすのか注目です。