新たなカスタマーサポート体制の開始
ライフデザイン・カバヤ株式会社(以下、カバヤ)は、住宅設備機器の多様化やライフスタイルの変化に応じた新しいアフターサポート体制を確立しました。本日、2025年12月22日(月)より、AIチャット連携型のカスタマーサポートシステムの運用を開始し、オーナーへのサポート機能を強化します。
このシステムは、株式会社Warranty technology(ワランティーテクノロジー、以下、WT社)が開発したもので、AIチャットと顧客管理システムを統合し、オーナーからの問い合わせに対して即座に回答することを目的としています。これにより、24時間365日、いつでも気軽に問題を解決できる環境が整います。
システム導入の背景とは?
カバヤでは、オーナーからのアフターサポートに対する期待が年々高まっていることを受けて、これまで電話を通じての問い合わせ対応が多くの工数を生み出しているという課題を認識しました。AIチャットによって、従来の電話対応の負担を軽減することで、オーナーが簡単にトラブル解決できる仕組みを実現します。
AIチャットの特徴
本システムのAIチャットは、インターネットからの情報収集ではなく、カバヤがこれまで蓄積してきた問い合わせデータに基づいて回答を行います。現在は過去5年間の対応データを分析し、よくある問い合わせの65%を学習済みです。AIが回答しきれない場合は、自動で未解決と判断し、適切な相手(WT社又はカバヤ)へ迅速に誘導する仕組みを整備しています。
将来的には、AIチャットが全ての問い合わせを解決できるように機能を最大化することを視野に入れた取組みを行う予定です。また、やり取りは全て顧客管理システムに記録され、オーナーの特定や問い合わせ履歴、評価が事前に把握できるため、よりスムーズな対応が可能になります。
ワランティーテクノロジー社との連携
今回のシステムは、ワランティーテクノロジー社との共同開発によるもので、カバヤが初めて導入したものです。今後、修理受付機能の追加も計画されており、両社は住宅アフターサポートのデジタルトランスフォーメーション(DX)によって、顧客満足度の向上を図ります。
カバヤのオーナーサイトには、このシステムが設置されており、オーナーは自分のペースで問い合わせることができます。
会社概要
ライフデザイン・カバヤ株式会社は、1972年に岡山で設立され、多様な事業を展開している住宅会社です。中国ブロック及び岡山県においては、低層住宅の着工棟数で5年連続でNo.1を獲得するほど業界での信頼を獲得しています。
同社は住宅事業の枠を超え、国産木材を利用した新建材の開発や不動産事業など、幅広い事業を展開中です。今後も顧客のニーズに応えたサービスを提供するため、邁進していきます。
まとめ
今回のAIチャット連携型カスタマーサポートシステムの導入は、オーナーへのサービスを一層充実させる試みとして位置づけられ、カバヤは未来の住宅アフターサポートの在り方を築くために、さらなる進化を目指していきます。この新しい取組みが、オーナーの皆様にとっても大きな利便性向上に繋がることを期待しています。