岡山大学視察の報告
2025-11-02 00:04:37

内閣府永澤参事官が岡山大学を視察!先端研究の新たな展開に迫る

内閣府の永澤剛参事官が岡山大学を訪問



2025年10月17日、岡山市北区に所在する国立大学法人岡山大学に内閣府の永澤剛参事官が訪れました。視察の目的は本学の高等先鋭研究院に属する異分野基礎科学研究所および共創イノベーションラボ(KIBINOVE)での最新の研究活動を確認することでした。

研究所とKIBINOVEでの活動内容


永澤参事官は、異分野基礎科学研究所にて沈建仁教授、沼本修孝准教授、蔡弼丞助教からクライオ電子顕微鏡とクライオトモグラフィの機器について説明を受けました。現在、同研究所ではクライオ電子顕微鏡の機器共用が行われており、クライオトモグラフィについてもメーカーからのトレーニングが進行中です。

特に、クライオ電子顕微鏡とクライオトモグラフィが同一メーカーから提供されている点では、規格が統一され、運用の失敗率を低下させているとの説明もありました。また、クライオトモグラフィの操作は視覚的にわかりやすく、試料を取り出さずに実験を進めることができるため、劣化を防ぐ効果があるとのことです。

研究戦略の紹介


続いて、KIBINOVEのレセプションエリアに移り、河本雅紀研究・イノベーション共創機構の筆頭副機構長から、文部科学省が対象とする「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を中心に、本学が取り組む研究戦略について詳細な説明が行われました。約20名の参加者の中には岡山大学の若手事務職員も含まれており、J-PEAKSに基づく人事制度改革や研究基盤の構築についての理解を深める機会となりました。

今後の展望


岡山大学はJ-PEAKSを活用し、長期的なビジョンである「岡山大学長期ビジョン2025」の達成を目指しています。クライオ電子顕微鏡およびクライオトモグラフィの機器共用は11月以降に開始される予定です。これによる効率的な研究環境の整備や新たな研究成果の創出が期待されます。

今後も地域中核の研究大学として、岡山大学の進化と挑戦に注目が集まります。永澤参事官の訪問は、その一環として非常に意義深いものでした。研究の各分野において岡山大学が次世代の挑戦を続ける姿をお見逃しなく。

参考情報



岡山大学は今後も地域社会との連携を強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の理念のもと、世界に通じる研究・教育活動を推進していきます。応援していただけると幸いです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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