京都市からのエネルギー革命
京都市に本拠を置くTERA Energy株式会社は、再生可能エネルギーを活用した電力販売を手掛けています。この会社は、浄土真宗本願寺派の僧侶によって2018年に設立され、以来「寄付つきでんき」という独自のプログラムを展開してきました。このプログラムでは、契約者が支払った電気代の最大2.5%が、様々な社会問題に取り組むNPO法人などに寄付される仕組みになっています。最近では、この寄付先団体の数が2026年7月31日には200団体を超え、これまでの寄付額も大幅に増加しました。
「応援するでんき」の存在意義
2026年3月に、テラエナジーはそのサービスコンセプトを「寄付つきでんき」から「応援するでんき」と刷新しました。これは単なる寄付の提供に留まらず、同社の社員が非営利団体の資金調達を支援する「応援」を行うことを強調しています。このプログラムは、温かなつながりを通じて地域社会との絆を深めることを目的としています。
この「応援するでんき」の仕組みは、電力契約者が日常的に電気を使う中で、社会貢献につながるという新しい形の寄付を可能にしました。利用者は特定の団体に寄付をすることもできますし、おまかせで按分して全体に寄付先を選ぶこともできます。寄付先に求められる報告義務がないため、気軽に参加できるのも大きな特徴です。このシステムによって、人々は日常生活の中で誰かをサポートする感覚を持つことができ、また逆に自身も応援されていると感じる機会を得るのです。
実績と今後の目標
近年、寄付の実績は急成長を遂げています。直近3年間で寄付額は約7.8倍に増加し、2026年には寄付先団体数も58から138団体、そして今年の2026年には200団体を超えました。2022年から2025年の寄付額推移は以下の通りです。
- - 2022年: 58団体/約310万円
- - 2023年: 64団体/約411万円
- - 2024年: 86団体/2298万8684円
- - 2025年: 138団体/2433万6614円
テラエナジーは2030年までに単年で2億円の寄付を目指しています。この目標を達成するために、彼らはさらなる寄付先の拡充や利用促進に力を注いでいきます。
代表の思い
代表取締役の竹本了悟氏は「温かなつながり」を暮らしに広げることを掲げており、「照らすことは、応援すること」という理念の下、寄付の継続的な支援を目指しています。テラエナジーの活動によって、誰もが日常の中で手軽に社会貢献を実感できる場を提供し、地域社会の課題解決に貢献していく所存です。イベントやコメントインタビューも受け付けており、寄付先団体の詳細は公式HPでも公開されています。
テラエナジーは、今後も社会の様々な課題に目を向け、より多くの人々が参加できる仕組みを構築していくことでしょう。彼らの取り組みは、エネルギー業界に新しい風を吹き込むと同時に、地域社会や他のNPO、非営利団体との協力関係構築にも寄与しています。