EV充電の昼シフト
2024-09-12 16:39:04

EV充電の昼シフト!ENECHANGEが再エネ活用実験を開始

EV充電の昼シフト!ENECHANGEが再エネ活用実験を開始



ENECHANGE(エネチェンジ)は、環境省の推進する新たな国民運動「デコ活」の一環として、電気自動車(EV)の昼間での充電を促進する社会実践実験を実施します。今回の実験では、昼の時間帯に発生する余剰の再生可能エネルギーを利用し、同時に発電された電力をEVの充電に活用する革新的なアプローチが採用されます。この実験は、2050年カーボンニュートラルの実現を目指すものです。

EVの昼充電がもたらす環境貢献


EVの昼充電は、環境保護の観点から非常に重要な取り組みです。近年、再生可能エネルギーの導入が進む中、晴れた日には太陽光発電が進み、通常の消費量を上回ることが増えています。この状況下で発生する余剰電力をEV充電に活用することで、環境への影響を軽減し、電力供給の安定性を確保することが期待されています。

具体的には、EVの充電タイミングを従来の夜間から昼間にシフトさせることで、再エネの活用を最大限に引き出し、電力系統全体のデジタルトランスフォーメーションに寄与します。これにより、需給のバランスをとりやすくなり、電力の安定供給が期待されるのです。

未来を見据えた実証実験の概略


本実証実験は、「エネチェンジEVサポーターズ」と呼ばれるプログラムに参加している100名のユーザーを対象に行われます。このユーザーたちは、指定された時間帯にEVを利用し、充電データをENECHANGEが収集・分析します。このデータに基づいて、将来的なCO2削減の効果的な手法を探る予定です。

具体的には、2024年10月1日から11月10日までの実証期間中に、再生可能エネルギーで生み出した電力を利用したEV充電の効果を評価します。これにより、EV充電インフラの更なる普及や、新たな電力料金の開発提案も行われます。また、行動変容を促し、持続可能なエネルギーの利用を促進します。

ENECHANGEの理念と背景


ENECHANGEは、2015年に設立された脱炭素テック企業です。この会社の使命は、「エネルギーの未来をつくる」ことであり、デジタル技術を駆使して脱炭素社会の実現に取り組んでいます。特に、再エネの普及や電力システムの柔軟性向上が求められる現代では、ENECHANGEの取り組みが重要性を増しています。2020年には東証マザーズに上場し、自由化やデジタル化、脱炭素化分野で急成長を遂げています。

これからの社会において、持続可能なエネルギーの利用はますます重要になってきます。ENECHANGEの実証実験は、その一歩となることでしょう。参加者や実験結果には大きな期待が寄せられています。今後の進展が楽しみです。


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会社情報

会社名
ENECHANGE株式会社
住所
東京都中央区京橋3-1-1 WeWork東京スクエアガーデン14F
電話番号

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