環境ビジネスの挑戦
2025-09-25 11:55:25

次世代の環境ビジネスを切り拓く「次の灯」の挑戦と成長

次世代の環境ビジネスを切り拓く「次の灯」の挑戦と成長



2018年7月、岡山の小さな作業小屋から「株式会社アイテムワン」が誕生しました。しかし、創業から4日後には西日本豪雨が襲い、社屋や商品はすべて流失。泥にまみれた現場の前で立ちすくみ、彼らは「社会に恩返ししなければならない」とボランティア活動に従事しました。高圧洗浄機の配布や瓦礫の撤去を行い、地域への貢献は「人や地域と共に立ち上がる」という信念の礎となりました。

売上の拡大と価値観の葛藤



創業2年目以降、売上は順調に伸び、新たな拠点の設立や事業の多角化に成功し、5年目には年商9億円を超えました。しかし、急拡大の影で組織内の価値観にズレが生じ、経営者として限界を感じる時期も。また「何のために会社を続けるのか」という問いに長く向き合い、心身をすり減らすこともありました。

再構築と新たな挑戦



2024年、組織の再構築が実を結び、働きがいのある会社としても評価されるに至りました。「人と環境の未来に責任を持つ企業」という明確なビジョンを持つことは、2025年に社名を「次の灯」に改名するに至るまでの道のりです。この変更は「新しい次世代企業」としての覚悟の表れであり、創業以来変わらぬ価値観に根ざした挑戦の積み重ねが評価されています。

受賞歴とビジョンの両立



「注目の西日本ベンチャー100」に選出されたり、中国地域ニュービジネス大賞を受賞する中で、彼らの事業づくりが社会課題への実装力を持ち続けていることが強調されています。例えば、「壊れてから直すのが当たり前?」という問いから、予防整備の標準化を図り、廃部品の価値を再定義することによって、持続可能なビジネスモデルを確立。再資源化や環境貢献を実現しているのです。

また、組織の平均年齢が20代という若さにもかかわらず、高い実行力を発揮し、アジア展開も見据えたチーム形成が進められています。彼らは「若者にチャンスと挑戦を」という理念を掲げ、人材育成にも力を入れています。

成長性と地域貢献



売上は2021年の3億5,500万円から2023年には7億6,100万円へと右肩上がりを見せており、地域に利益を還元する姿勢も大事にしています。具体的には、地域の雇用創出や子どもたちがワクワクするような社会を目指す取り組みを展開し、持続可能性を追求。これらの活動が評価され、社員たちの「働きがい」の要素である「信頼」、「誇り」、「共創」といった基盤が強固なものとなっています。

新たなステージを迎えた「次の灯」



2025年には新たな挑戦に向け、新たなステージに進む準備が整いつつあります。環境・循環の領域で「業界の当たり前」を塗り替えるプロダクト開発や、世界中に「循環の輪」を広げるためのチーム形成が進められています。

彼らは次の挑戦に向かって一歩一歩着実に進んでおり、その名の通り「次の灯」として新しい光を世界に灯すことを目指しています。創業からの7年間の挑戦は、今後の成長とビジョンを支える重要な礎となるのです。次の灯——その名に込めた期待と責任を胸に、彼らは未来へと進み続けます。


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会社情報

会社名
次の灯株式会社
住所
岡山県総社市真壁1448-1
電話番号
0866-31-6330

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