関西大学と象印マホービンの連携
関西大学と象印マホービン株式会社は、SDGsに積極的に取り組む取り組みとして「関大マイボトルアンバサダー『ECOひいきプロジェクト』」を立ち上げました。このプロジェクトの目的は、マイボトルの所持率を高めることで、プラスチックゴミの削減を図ることにあります。2024年5月からスタートしたこのプロジェクトには、環境問題に意識の高い学生たちが積極参加しています。
ECOひいきプロジェクトの魅力
このプロジェクトの魅力は、単なる環境保護活動に留まらず、学内外でのマイボトルの使用促進を目指す実践的なプログラムである点です。参加する学生は約20名で、定期的に会合を開催し、PDCAサイクルを通じて改善策を導き出す努力を続けています。具体的には、マイボトルを持参することで得られる経済的なメリットや、地域社会への教育的アプローチをあらゆる形で学び、発信しています。
給茶体験会の開催
特に注目されるのが、2023年11月27日(水)に実施された「マイボトル給茶体験会」です。このイベントでは、参加学生に対してマイボトルの持参を促すと同時に、持参していない学生には象印マホービンが提供したステンレスマグの一日貸し出しが行われ、多くの学生が体験に参加しました。また、味の素AGF株式会社が協賛し、特製パウダードリンク『Blendy® My Bottle Stick』が配布され、マイボトルでの多様な飲用体験が提供されました。
今後の展開
今後は、アンケート調査の結果を分析し、更なるマイボトルの普及に向けた提言や広報活動を強化する方針です。具体的には、フォトコンテストやオリジナル商品開発を計画しており、活動を拡大させていく意向を示しています。さらに、この活動は大阪・関西万博の「TEAM EXPO2025プログラム」にも登録されており、2025年には万博会場での成果を発表することも予定されています。
課題解決のための学生の役割
関大マイボトルアンバサダーは、環境問題に対し積極的な行動を取る学生のコミュニティであり、具体的な目標を持って活動しています。プラスチックごみ削減に向けた具体的な施策を考え、実行することに力を入れています。2024年5月の発足から2025年3月までの期間中、さまざまな活動を通じて社会に貢献することが期待されています。
このように、関西大学と象印マホービンの連携による「ECOひいきプロジェクト」は、ただの環境活動にとどまらず、学生たちが主体となる実践的な取り組みであり、未来の持続可能な社会に向けた重要なプロジェクトとなっています。