次世代版CBTプラットフォーム「TAO」が登場
株式会社内田洋行は、ルクセンブルクに拠点を置くOpen Assessment Technologies S.A.(OAT)と協力し、次世代版CBT(Computer Based Testing)プラットフォーム「TAO」を全世界に向けて発表しました。本記事では、その特徴や意義について詳しく解説します。
教育におけるデジタル化の重要性
近年、教育現場ではデータを活用した学習方法が急速に普及しています。特に、学力調査や各種アセスメントは、従来の紙ベースからタブレットやPCを活用したCBTへの移行が進んでいます。このような環境の中、さまざまな受検者が公平に試験を受けられるためのインフラが求められています。
次世代版「TAO」の誕生
「TAO」は2002年からの開発を経て、現在ではフランスやイタリア、アメリカなどの大規模な学力調査で採用され、年間3000万人以上が利用する世界標準のシステムとなっています。内田洋行は2016年にOATと連携し、国内でもCBT環境の整備を進めてきました。
アクセシビリティの強化
次世代版「TAO」では、国際的なウェブアクセシビリティ基準「WCAG 2.1 AA」に準拠したシステムを構築しました。多様な特性を持つ受検者に配慮し、視覚・聴覚・肢体・認知・言語など、多様な支援を提供しています。これにより、世界中の誰もが同じテストを受けられる環境の実現を目指しています。
クラウドネイティブな構造
新たにクラウドベースを採用した「TAO」は、アクセス集中時でも自動的にリソースを拡張し、安定した稼働が可能です。百万人規模の試験でも高いパフォーマンスを維持することができます。
教育の維持と進化
次世代版「TAO」では、教育機関に合わせた最適なアセスメント環境を構築するための柔軟な構成が可能です。「TAO Portal」「TAO Advance」「TAO Studio」「TAO Grader」「TAO Insights」といったモジュールを組み合わせることで、教育機関は自らのニーズに応じた環境を選択できるようになっています。
また、「TAO Studio」と呼ばれる新しい問題作成環境では、視覚的なUIを使いながら直感的に問題を作成できるため、従来よりも多面的に評価できる試験が実現します。
教育データ活用の未来
内田洋行は今後も次世代版「TAO」を通じて、教育データを活用した学びの質の向上に努め、公平な教育環境を提供する意向を持っています。2025年には教育現場におけるデジタル化がさらに進み、たくさんの学び手によりよい環境が整うことでしょう。
今後の展開に注目です。教育のデジタル化が進む中で、「TAO」がどのように教育現場を変えていくのか、皆さんもぜひ注目してください。