生体認証ウォレット「PassWallet®」が実現する、クリエイターとファンの未来 - デジタルコンテンツ×クラウドファンディングサービス「FUNS COLLECTION」が提供開始 -

生体認証ウォレット「PassWallet®」が実現する、クリエイターとファンの未来 - デジタルコンテンツ×クラウドファンディングサービス「FUNS COLLECTION」が提供開始 -

SingulaNet株式会社が提供を開始したデジタルコンテンツ×クラウドファンディングサービス「FUNS COLLECTION」に、一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ（JCBI）が開発した生体認証（顔、指紋）を活用したアンホステッドウォレット開発支援ソリューション「PassWallet®」が導入されました。

「FUNS COLLECTION」は、ファンが好きなクリエイターを作品購入などを通じて応援できるサービスです。クリエイターが作品や特典・権利などをデジタルデータとしてファンに安全に届けられるよう、ブロックチェーン技術とDRM（Digital Rights Management）技術を採用しています。これらの技術はシステムのバックエンドに実装されており、ユーザーは意識することなくサービスを利用できます。

「PassWallet®」は、JCBIが一般消費者がブロックチェーン技術を意識せず利用できるサービス開発を支援するため、開発したソリューションです。企業は「PassWallet®」を導入することで、ユーザーはパスキーと生体認証（顔、指紋）だけで簡単にブロックチェーン上のデータにアクセスできるようになり、UXを向上させることができます。

従来、企業が自社サービスにウォレット機能を提供する場合、資金決済に関する法律（資金決済法）上のカストディ規制対象となる可能性がありました。しかし、JCBIは経済産業省へのグレーゾーン解消制度申請を通じて、金融庁から「PassWallet®」導入によるウォレット機能開発はカストディ規制対象外との回答を得ています。そのため、企業はコンプライアンスを遵守したサービスとして「PassWallet®」を導入したサービスを提供できます。

SingulaNet株式会社は国内企業として初めて「FUNS COLLECTION」に「PassWallet®」を導入しました。これにより、クリエイターとファンは意識することなくブロックチェーン技術が採用され、作品や関連する特典・権利などのデジタルデータが改ざんされることがないため、作品の価値を適正かつ継続的に守ることができます。

「FUNS COLLECTION」はスマートフォン端末（iOS、Android）から利用可能です。

JCBIは今後も、「PassWallet®」の無償提供を通じて、ブロックチェーン技術を採用したサービス開発を支援し、ブロックチェーンの社会実装を推進していきます。