システムインテグレータが新データベース開発ツールを発表

株式会社システムインテグレータが新バージョンリリース

2025年7月14日、株式会社システムインテグレータは最新のデータベース開発ツール「SI Object Browser for Postgres 25」を発表しました。この新しいバージョンは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムである「PostgreSQL 17」や、エンタープライズDBの「EDB Postgres Advanced Server 17」、Amazonの「Amazon RDS for PostgreSQL 17」に対応しています。

新機能の特徴

「SI Object Browser for Postgres」は、ユーザーがテーブルの閲覧、SQLの編集・実行、オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグなど多岐にわたる操作をGUI上で簡単に行えるツールです。最新バージョンでは、対応するデータベースのバージョンが新たに追加されたことで、より高度な運用管理が実現しました。これにより、Oracle Databaseからの移行もスムーズに行えるようになっており、業務の効率化を強化しています。

EDB Postgres Advanced Serverには、新たに導入されたバキューム処理のメモリ管理の見直しや、ストレージアクセスの最適化が行われたことにより、全体のパフォーマンスが大幅に向上しています。また、論理レプリケーション機能の強化により、システムの耐障害性も向上しており、企業のニーズに応える仕様になっています。

販売計画と導入実績

「SI Object Browser」シリーズは、1997年から日本国内で販売されており、これまでに約21,000社、510,000を超えるライセンスが売り上げられています。新モデルではEDB Postgres Advanced Server、Amazon RDS for PostgreSQL、PostgreSQLの最新バージョンに対応したことで、さらなる販売増加が見込まれており、2025年からの3年間で約25億円の売上が予想されています。

株式会社アシストとの連携

最新バージョンの販売は、販売代理店である株式会社アシストが担当します。アシストは1972年に設立され、ソフトウェアの販売や技術サポートを行っており、システムインテグレータと共に新技術の普及を図っています。

アシストは、最新の技術トレンドを常に追求し、顧客に最適なサービスを提供することに力を入れています。彼らの技術チームは、多方面でのデータベースに関する深い知識を持ち、顧客のニーズに応える製品サポートを行っています。

会社情報

株式会社システムインテグレータは、埼玉県さいたま市を本社として居構え、1995年に設立されました。主な業務は、パッケージソフトウェアやクラウドサービスの企画開発、技術コンサルティングを行っています。

一方、株式会社アシストは東京の千代田区に本社を置き、1972年から現場でのソリューション提供を行い、多数の導入実績を誇ります。これら二つの企業は、データベース分野での技術革新と市場拡大に向けての強力なパートナーシップを形成しています。

新たな「SI Object Browser for Postgres 25」は、中小企業から大企業まで対応できる柔軟性を持ちつつ、技術の進化を生かした非常に価値あるツールになることでしょう。ユーザーにとってより便利な開発環境を提供するため、今後もこのツールに注目していきましょう。

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