東京港大井ふ頭でヒアリ確認!都が警戒強化、住民への注意喚起も
東京港大井ふ頭でヒアリ確認、東京都が警戒強化
東京都は7月10日、東京港大井ふ頭内で特定外来生物であるヒアリが確認されたと発表しました。これは環境省が毎年実施している全国港湾調査で発見されたものです。
ヒアリは攻撃性が強く、刺されると激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体にとって危険な生物です。東京都は、ヒアリの拡散防止と住民の安全確保のため、以下の対策を講じています。
環境省と協力し、発見場所での調査と防除を実施
国、地元区、港湾事業者で構成される「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通じて情報共有
港湾施設利用者や地元区への周知、注意喚起看板の設置、都ホームページへの情報掲載など
東京都は、ヒアリがこれまでに都内の住宅地等で発見された事例はないものの、住民に対してはヒアリの危険性と発見時の対応について注意を呼びかけています。
ヒアリを発見した場合、素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局に連絡してください。
ヒアリに関する情報
環境省「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版」
東京都環境局「気をつけて!危険な外来生物」
ヒアリ相談ダイヤル
環境省ヒアリ相談ダイヤルは、毎日開設されています(12月29日~1月3日は除く)。
電話番号:0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
受付時間:午前9時00分~午後5時00分
ヒアリに関する問い合わせ先
港湾施設における対応に関すること
港湾局港湾経営部経営課 電話:03-5320-5553
* 特定外来生物一般に関すること
環境局自然環境部計画課 電話:03-5388-3506