フローズンエコノミー協会
2022-06-14 10:00:17
冷凍技術の新たな価値を創造するフローズンエコノミー協会の取り組み
冷凍技術に新たな価値を見出すフローズンエコノミー協会の設立
2022年5月1日、冷凍技術を有効活用する新たな経済圏を築くことを目的とした『一般社団法人フローズンエコノミー協会』が設立されました。この協会は、冷凍食品のイメージを刷新し、サステナブルな暮らしを促進することで、日本経済の活性化にも寄与しようとしています。
フローズンエコノミーとは?
フローズンエコノミーは、単なる冷凍食品の流通のみならず、進化した冷凍技術、その利用に伴う家電製品や電力供給、資材、物流といった幅広い領域を包含する経済圏を意味します。この概念は、冷凍品と関連するすべての業界や事業者が協力し、冷凍技術の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
フローズンエコノミー協会の主な活動
協会の理事には、食品業界のリーダーたちが名を連ねており、その代表理事はパンフォーユーの山口翔氏です。協会は主に以下の三つのミッションを掲げています。
1. 冷凍技術に対する正しい認知の拡大
冷凍保存は食品のおいしさを保つ重要な手段であり、正しい理解を促進します。
2. 冷凍食品が流通しやすい環境の構築
生活圏における冷凍保存スペースの拡大や流通コストの課題解決を追求します。
3. 冷凍利用によるフードロス削減の認知拡大
保存期間や販売方法の改善を通じて、社会問題であるフードロスの削減に貢献します。
サミットによる活性化
協会は、2022年11月29日と30日の二日間、東京ミッドタウンで『フローズンエコノミーサミット』を開催します。このサミットでは、冷凍分野の事業者や専門家が集まり、冷凍技術の新たな活用法やビジネスチャンスについて意見を交わします。
参加費用は、冷凍食品メーカーにとっては無料(審査あり)ですが、その他の業種には有料です。定員は300名で、事前登録が必要です。詳細情報は協会のWebサイトで確認できます。
フローズンエコノミーの可能性
日本におけるフローズンエコノミーの実現は、冷凍食品の質と流通の改善に直結し、消費者の利便性を大幅に向上させる可能性を秘めています。冷凍食品は、保存性が高いため、食品ロス削減における重要な役割を担うことから、サステナビリティの観点でも注目されています。協会は、多様な参加者とのコラボレーションを通じて、この経済圏の発展を促すとともに、日本の持続可能な未来に向けた貢献を目指します。
フローズンエコノミー協会が取り組む冷凍食品の可能性は、私たちの食生活や経済活動を大きく変える力を持っているのです。この動きに、皆さんもぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人フローズンエコノミー協会
- 住所
- 東京都大田区上池台5-20-13
- 電話番号
-
03-3720-5522