ロジザードとぷらっとホームが共同研究を開始
2023年2月13日、ロジザード株式会社とぷらっとホーム株式会社は物流業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、共同研究を開始することを発表しました。この研究は、特にブロックチェーン技術を物流分野に応用することを目的としており、今後の研究成果に大いに期待が掛かります。
物流業界の現状
近年、物流業界は2024年問題に直面し、深刻な人手不足と運送コストの上昇が課題となっています。したがって、効率化が急務とされており、業界全体で新たな技術の導入が求められています。ロジザードは、自社のクラウド型在庫管理システム「ロジザードZERO」を用いた経験豊富なリーディングカンパニーとして、この状況を打破するための取り組みを強化しています。
共同研究のポイント
ロジザードの「ロジザードZERO」は、1,700を超える物流現場で利用されており、日々蓄積されるビッグデータを活用することがこの研究の一環です。このデータを、ぷらっとホームが開発した「ThingsToken ™」と融合させることで、Web3技術の導入可能性を探ることが狙いです。具体的には、ブロックチェーン技術を駆使したデータ管理やトークンエコノミクスを通じて、物流現場のさらなる効率化を図ります。
研究の詳細
この共同研究は、2025年の4月から9月まで行われる予定です。研究の成果は、物流業界の効率性を向上させるだけでなく、今後のデジタル化においても重要な一歩となることでしょう。
ロジザードZERO の魅力
ロジザードが提供する「ロジザードZERO」は20年以上の運用実績を有し、BtoCおよびBtoBの多様な物流業態に対応しています。導入から運用開始までは最短1か月で可能で、365日のサポート体制を整えているため、ユーザーから高い評価を受けています。これにより、企業は自社の物流課題を迅速に解決できるようになります。
ThingsToken™の役割
ぷらっとホームが開発したThingsToken™は、現実の資産をブロックチェーン上に仮想化するトークンシステムで、Web2とWeb3を繋ぐ橋渡しの役割を果たします。このシステムは、現実世界のデバイスや資産をデジタル化し、トークンエコノミクスを通じて新しい価値を生み出すことを可能にします。
今後の展望
両社が協力することにより、物流業界における技術革新が加速されると期待されています。デジタル化された物流が実現すれば、業界は今まで以上に効率良く訴求力を持つようになるでしょう。今後、両社から発表される研究成果には注目が必要です。
取り組みを支える協力体制
ロジザードとぷらっとホームが手を組むことで、より強固な技術基盤が築かれつつあります。物流業界が抱える課題へのアプローチを共に行い、持続可能な社会の構築に貢献していく姿勢が伺えます。この共同研究は、単なる業務提携にとどまらず、未来の物流を彩る重要な一歩となるに違いありません。