若者の新しい居場所
2021-10-12 11:00:11
文京区千石に新しくオープンした若者の居場所「サンカクハウス」
特定非営利活動法人サンカクシャが、「サンカクハウス千石」を東京都文京区千石で10月1日に移転オープンしました。この施設は、中高生や若者が自由に自分の「好き」を見つけるための居場所となっています。サンカクハウスは、地域社会と密に連携しながら孤立した若者を支援するプロジェクトを展開しており、さらなる利用促進のため11月24日までクラウドファンディングを行っています。目標金額は100万円です。
サンカクハウス千石の特徴
この居場所の最大の特徴は、文京区内の孤立する中高生や若者への寄り添いです。サンカクハウスは、中学卒業後に支援が途切れてしまう若者を支援するため、地域の支援機関や他団体との連携を受け入れています。移転にあたる秋季には、受入人数を増やし、より多くの若者に居場所を提供します。
サンカクシャは、文京区社会福祉協議会との連携をみて「Bチャレ」において、行政の専門職とボランティアを用いた取り組みを開始しました。この活動は、孤立状態にある若者を支えるための仕組み作りを目指しています。また、2019年には文京区内で二つ目の居場所をオープンし、地域の若者を支援する環境を整えました。新たな居場所の移転を背景に、より充実したサポートを展開する予定です。
新しい居場所の進化
サンカクハウス千石では、利用者のニーズに応えるため、居場所を「静か集中ゾーン」と「くつろぎゾーン」の二つに分ける計画があります。このように環境を整備することで、学業に集中したい若者とリラックスしたい若者がそれぞれの時間を過ごせるよう工夫が凝らされています。また、週2日だった開放日を週4日に増加し、利用しやすい環境を作り出す予定です。これにより多様なニーズに応え、「静か中心の曜日」や「わいわい中心の曜日」などのテーマに沿った活動が展開されます。
さらに、屋外レクリエーションや地域団体との共同イベントを増やし、外に出ることで新たな体験を提供することが目標です。また、地域活性化の一環として、地元の多世代と交流する機会も増やす予定で、若者たちの視野を広げる良い機会となるでしょう。感染症対策を講じながら受入人数を増やし、来年度には50人の受け入れを目指しています。
内覧会のご案内
サンカクハウス千石では、2021年10月30日(土)に内覧会を実施します。文京区の近隣住民や支援者、メディア関係者を対象にしたこのイベントは、施設見学とサンカクシャの事業内容についての説明が行われます。興味のある方は、事前に申込みが必要です。この機会に、新たな居場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
サンカクシャの役割
サンカクシャは、若者が安心して過ごせる居場所を地域に提供する団体であり、夕食の無料提供を含むさまざまなサポートを行っています。職場体験や社会人との交流を通じて、若者たちの社会進出に向けた経験を積む機会を増やしているのです。孤立しがちな15〜25歳の若者に寄り添い、彼らの自立への道をともに歩むサンカクシャの活動にぜひ注目してください。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人サンカクシャ
- 住所
- 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
- 電話番号
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