奥多摩の新スポット「そら・やま・かわと、さかなの絵」とは
2025年4月20日、東京・奥多摩町の「奥多摩の台所」にて、アーティストの伊藤弘二(通称コウモリヤ)による新たな壁画「そら・やま・かわと、さかなの絵」がお披露目されます。この壁画は、奥多摩の美しい大自然と著名な魚、奥多摩やまめをテーマにしており、地域の魅力を発信することを目的としています。
壁画の特長
この壁画は、奥多摩の透き通った渓流と美しい山々、青空を背景に奥多摩やまめが描かれており、独自の色彩とデザインで深い印象を与えます。壁画は二階部分が横7,280mm、縦3,280mm、1階部分が横2,760mm、縦2,510mmと非常に大きなサイズで、奥多摩町において本格的なアート作品が設置されるのは初めての試みです。この場所は、写真愛好家や観光客にとって新しいインスタ映ェ場所となることが期待されています。
地域振興の狙い
奥多摩をさらに魅力的な場所にするために、株式会社くら蔵の代表である佐藤和義氏は地域の活性化に非常に力を入れています。彼は「アートは日常の延長にある」という伊藤氏の言葉に惹かれたと語り、今回のプロジェクトが奥多摩の文化発信につながることを願っています。なお、お披露目式には奥多摩町町長も参加予定です。
田舎ならではの新しい食体験
さらに、壁画のお披露目に合わせて「天空の奥多摩やまめ弁当」も販売されます。この弁当は、地元で育てられた奥多摩やまめを使用し、自然をイメージした色とりどりの一品です。税込1,480円で購入でき、登山や釣りを楽しむ観光客から地元住民まで、多くの方に奥多摩の自然の魅力を味わってもらうことを目的としています。この新たな料理は「一食十感」をコンセプトに、食事を通じて奥多摩の文化を体験してもらうことを目指しています。
伊藤弘二氏のアーティストプロフィール
伊藤弘二氏は、美術が人々の日常生活に息づくものであると信じており、「Koumoriya」という名義で活動しています。彼は、絵画を中心に映画や公共の作品、テキスタイルデザインなど幅広い分野でその才能を発揮しています。最近では特に、文化的観点からアートを地域の中で機能させる新たな可能性を模索している点が特徴です。
当日のイベント情報
お披露目式では、来場者に特製のオリジナルキーホルダーもプレゼントされます。このキーホルダーは、壁画のモチーフにもなった奥多摩やまめの形をしております。
奥多摩で新たに始まるアートの取り組みが、この地域にもたらす影響や反響を楽しみにしながら、地域の自然と文化を十分に楽しむ機会となるでしょう。