ALV2JM/ALVBJMがiFデザイン賞を受賞
セパレートタイプのホテルカードロック「ALV2JM/ALVBJM」が、名誉ある「iFデザイン賞2020」を初めて受賞しました。この製品は、MIFARE🄬カードを利用するALV2シリーズおよび、カードとスマートフォンのハイブリッドな利用が可能なALVBシリーズに属します。2018年12月に発売されたこのシステムは、さまざまな施設での導入が進んでいます。
卓越したデザインと機能性
「ALV2JM/ALVBJM」は、リーダとハンドルが分離型であるセパレートデザインを採用しています。カードやスマートフォンをかざすリーダ部はわずか4mmの薄さで、シリンダー部も7mmと、ドアとの一体感を重視した設計が特徴です。また、最大で22〜30mmという広範囲でのカード検知が可能で、非接触式のため、高齢者や身体に障害を持つ方でも簡単に利用できます。
このホテルカードロックシステムには、ユーザーの利便性だけでなく、高いセキュリティ性も兼ね備えています。新しいカードをかざすことで、直前のカードデータと比較し、古いカードを無効化する仕組みが採用されています。これにより、カードの安全性が向上しています。
多彩なLED表示機能
このシステムには、ユーザーの操作に応じて異なるLED色が点灯します。正しくカードが読み取られると、緑色のLEDが点灯し、ロックが解除されることを示します。一方、無効なカードが使用された際や誤った操作が行われた場合には赤色のLEDが点灯し、問題を警告します。さらに、スマートフォンとの通信中には橙色のLEDが点滅することで、状況を知らせます。
プライバシーと安全性の確保
「ALV2JM/ALVBJM」では、プライバシーを守るためのダブルロック機能が備わっています。室内側のサムターンを操作することで、チェックアウト時間まで解錠ができなくなるため、安全性が高まります。しかしながら、非常時にはエマージェンシーカードを使用して解錠することが可能であり、安心感を提供します。加えて、デッドボルトが出ている状態でも室内側からは簡単に解錠できるアンチパニック機構も実装されています。
デザイン賞の意義
iFデザイン賞は、1953年に設立されたドイツのデザイン団体「iFインターナショナルフォーラムデザイン」によって授与され、世界中で「優れたデザインの証」として広く認識されています。毎年70名以上の著名なデザイナーや建築家が選考に関与しており、受賞はデザイナーにとっての名誉であるだけでなく、企業にとってはマーケティングの強化にも寄与します。
今後の展望
当社はセキュリティの総合メーカーとして、これまでも高性能シリンダーやIT技術を駆使した製品を提供してきました。今後もIoT時代に合わせた防犯性と利便性の高い商品開発に注力し、さらなる進化を目指します。
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