新次元の演奏体験を可能にするV-GuitarプロセッサーVG-800
2025年2月22日(土)、ローランド株式会社は新たな楽器プロセッサー「V-GuitarプロセッサーVG-800」を発売します。この製品は、デジタル・シリアルGK方式を採用したディバイデッド・ピックアップを用いることで、演奏者に新たな音楽表現の可能性を提供します。
技術的革新
VG-800は、近年のデジタル技術の進化により実現されたもので、特に「デジタル・シリアルGK方式」を採用していることが特徴です。この技術により、ギターやベースの演奏中にレイテンシーを感じることなく、多種類の弦楽器の音を再現することができます。つまり、従来のギターだけではなく、シタールやバンジョーのサウンドも手軽に楽しむことができるのです。これにより、演奏者は限られた音色の枠を超えた自由な表現が可能になります。
DUAL GUITAR機能で創造性を拡張
VG-800には「DUAL GUITAR」機能が搭載されており、これにより2つの異なるギターサウンドをひとつの演奏に組み込むことができます。また、さまざまな条件に応じて弦やフレットごとに異なる楽器の音を割り当てることも可能です。これは、パフォーマンスの幅を広げるだけでなく、演奏者自身のスタイルや感性を反映したサウンドを作成できる大きな利点です。
ベース専用モードも充実
VG-800はギターだけでなく、ベース専用のモードも搭載しています。このモードでは、エレクトリック・ベース、アコースティック・ベース、さらにはフレットレスベースの音色が再現され、演奏者は多様なスタイルのベースサウンドを簡単に再現することができます。特に「GR-300」や「VIOギター」のサウンドも最適化されており、レイテンシーを感じることなくスムーズな演奏が可能です。
柔軟なコントロールが可能
VG-800には3つのフットスイッチがあり、各種機能を柔軟に割り当てることが可能です。これにより、プレイ中のチューニング変更や楽器の持ち替えをスムーズに行うことができます。また、エクスプレッションペダルを接続することで、リアルタイムでパラメーターを調整することができるため、例えば演奏中に徐々に異なるギターの音に変更することも実現可能です。
録音や音作りもサポート
VG-800は、ボスの高品質エフェクトや多彩なプリアンプを内蔵し、単体でも高品位なパフォーマンスを行うことができます。また、「SEND/RETURN」端子によって好みの機材と組み合わせることも可能です。さらに、DAWを用いて音作りを行う際には、オーディオ・インターフェイス機能を利用して、録音後に音色を調節する「re-guitar/re-bass」機能や、演奏をMIDI信号に変換する機能も搭載されています。
本体仕様
- - 外形寸法:173(幅)×135(奥行)×63(高さ)mm
- - 質量:920g(電源アダプター含まず)
このように、V-GuitarプロセッサーVG-800は、音楽制作や演奏に新たな革新をもたらす製品として、多くのミュージシャンに期待されています。詳細や購入に関しては、公式サイトまたはサポートページをご覧ください。
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