テンポス、マルシェを子会社化し外食事業の拡大を目指す
テンポス、マルシェを子会社化し外食事業の拡大を目指す
概要
株式会社テンポスホールディングス(以下、テンポス)は、2026年5月18日の取締役会で、マルシェ株式会社(以下、マルシェ)の第三者割当増資引受に関する方針を決定しました。この合意により、マルシェはテンポスの子会社となる見込みです。これにより、居酒屋「八剣伝」や「酔虎伝」などを含む12ブランドの拡大を目指し、テンポスが外食事業で500億円の売上達成を図る重要な一歩となります。
理由と背景
テンポスは、厨房機器や用品の販売だけでなく、経営コンサルティングや店舗設計、不動産紹介などを通じて外食業界をサポートしています。現在も、「あさくま」といった飲食業態を運営し、成長を続けている点が特徴です。一方で、マルシェは長年にわたり居酒屋ブランドを展開しており、豊富な経験と専門知識を持ち合わせています。この連携により、両社は新規出店やフランチャイズ事業の再構築、EC事業の確立を推進することが期待されます。
主要ポイント
テンポスによるマルシェの第三者割当増資引受で、議決権の50.59%を保有する計画です。ただし、これにはマルシェの株主総会での承認が必要であり、現在のところ確定した約束事ではありません。この新たな資本関係は、両社のさらなる連携を促進させる目的があります。
施策と期待される効果
1. 新規出店と業態転換
テンポスグループは、物件情報や出店ノウハウを駆使し、15店舗の新業態を開店する計画です。また、20店舗の業態転換も予定しており、新しい市場での競争力を高めます。
2. EC事業の確立
外食依存の収益構造から脱却すべく、EC事業を「第2の売上エンジン」として立ち上げ、様々な商品を販売予定です。この一環として、プライベートブランド商品の開発やギフト商品の販売促進に力を入れます。
3. 人材確保と育成
素晴らしい店舗運営を実現するためには、人材の採用と育成が欠かせません。テンポスグループの紹介機能を活用し、新たな人材供給の流れを作り出し、フランチャイズ事業の安定を図ります。
4. 小規模なM&Aの実施
機動的に飲食関連事業のM&Aを進め、シナジーを生む企業との提携を模索します。
経営体制の変更
マルシェの代表取締役会長には森下篤史氏が就任予定です。社内のガバナンス体制も強化され、親会社との取引条件の妥当性を事前に確認する仕組みが構築されます。これにより、少数株主の利益保護にも注力します。
今後のスケジュール
マルシェの株主総会での承認が重要なカギとなり、2026年6月27日には定時株主総会が予定されています。また、26年6月29日には新株式の支払いと株主異動が行われる予定です。すべては、一連の手続きが確実に進むことが前提です。
結論
テンポスがマルシェを子会社化することで、外食事業のさらなる成長を見込むことができます。この連携を通じて、多様なブランドを展開し、500億円の売上目標達成に向けた道が切り開かれることを期待しています。今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社テンポスホールディングス
- 住所
- 東京都大田区東蒲田2-30-17サンユー東蒲田ビル 7階
- 電話番号
-
03-3736-0319