製造業復活のための新たな一歩
製造業の復活を目指して、新たな意思決定支援サービス「mudaless-One」が登場します。株式会社ムダレスが提供するこのサービスは、工場ファシリティ設備の更新や投資判断を、これまでの経験に依存する運用からデータに基づいたマネジメント判断へと革新するものです。このサービスは、2026年7月から運用開始される予定です。
日本の製造業が直面する課題
長年にわたる円高の影響によって、日本の多くの製造業は海外に工場を移転してきました。その結果、国内の工場設備は老朽化が進み、競争力の低下が懸念されています。円安に転じた現在、国内工場の競争力を強化するためには、老朽化対策だけでなく、脱炭素(GX)やBCP(事業継続計画)といった新たな課題にも対処する必要があります。
従来の方法では、ファシリティ設備の更新や新規投資の判断は多くが現場の経験や勘に頼っていました。しかし、これからは、マネジメントレベルでの客観的なデータとロジックを基にした判断が求められます。このような背景から、ムダレスが「mudaless-One」を開発しました。
「mudaless-One」の特徴と機能
「mudaless-One」は、老朽化リスク、ライフサイクルコスト、エネルギー使用量、CO₂排出量といったさまざまな情報をAIを駆使して一元管理します。その上で、独自の評価ロジックやシミュレーション機能を通じて「いつ、何に、いくら投資すべきか」を導き出します。このプロセスは、データに基づくため客観的で透明性の高いものです。
さらに、このサービスでは設備単位における環境データを可視化する機能を持ち、設備更新の際にCO₂削減効果を逃さず捉えます。こうして、脱炭素と老朽化対策を同時に進めるための投資判断を支援します。
経営資産としての設備投資
製造業の経営者やマネジメント層は、個別の課題に対する判断が必要ですが、「mudaless-One」を使用することにより、共通の評価指標を基に複数の投資シナリオを比較・評価することが可能です。これにより、環境価値と経済性を両立した設備投資の判断が新たに可能になります。
このようにして、設備の更新プロセスを単なる「維持管理」から、「脱炭素社会に向けた経営投資」へと変革することができるのです。
代表の思い
代表取締役の廣松茂氏は、大手電機メーカーでの経験を活かし、ファシリティ設備 managementの重要性を強調します。「mudaless-One」は、現場の知識をデータとロジックに変換し、日本の製造業に新たな判断基準を提供することを目指しています。今後、製造業を中心にこのサービスの導入を拡大し、エネルギーマネジメントシステムとの連携機能を強化していく予定です。将来的には、設備投資に関わるすべての関係者が共通のデータで意思決定できる業界プラットフォームを実現したいと考えています。
サービスの詳細
- - 名称: mudaless-One(ムダレス-ワン)
- - 提供内容: 設備更新・保全・省エネ投資の意思決定を支援するクラウドサービス
- - 提供開始日: 2026年7月22日
- - 対象: 製造業を中心とした工場運営企業
- - 形態: クラウドサービス(SaaS)
- - 価格: 個別見積り
- - URL: mudaless.co.jp
会社概要
- - 会社名: 株式会社ムダレス
- - 住所: 東京都目黒区下目黒1-8-1目黒アルコタワー7F
- - 設立日: 2023年10月
- - 事業内容: 工場インフラの意思決定OSの開発・販売
- - お問い合わせ: info@mudaless.co.jp
新たな時代を見据えた製造業の改革に貢献する「mudaless-One」。その登場が、日本の製造業復活の一助となることを期待します。