シンニチ工業工場リフォーム
2023-02-27 13:21:41
シンニチ工業、椙山女学園大学生と協働で工場リフォーム!廃材活用で快適空間&新製品化へ
シンニチ工業と椙山女学園大学、学生協働による工場リフォームが実現!
愛知県豊川市に拠点を置くシンニチ工業株式会社は、2022年4月から椙山女学園大学の学生と共同で、自社の工場における事務室と休憩スペースのリフォームプロジェクトを実施しました。このプロジェクトは、働きやすい職場環境づくりを目指す同社と、実践的な学びの場を求める椙山女学園大学竹市研究室との連携によって実現しました。
学生のアイデアと社員の熱意が融合したリフォーム
今回のリフォームでは、「働きやすい環境づくり」と「従業員のモチベーション向上」をコンセプトに、従業員の士気向上や生産性改善を目指しました。設計・デザインは主に学生が担当し、シンニチ工業の主力製品である金属製パイプの廃材を積極的に活用することで、コスト削減と環境配慮を両立しています。
具体的には、穂ノ原工場の事務室では、壁面にカンパニーカラーの水色塗装とホワイトボード機能を備えた壁面を制作。商談コーナーには様々な種類のパイプを埋め込み、サイズ見本としても機能するデザインを採用しました。一方、本社工場の休憩スペースでは、ステンレスパイプの廃材を用いた壁面を設置。工場と休憩スペースを仕切るこの壁は、適度な目隠しと開放感を両立したおしゃれな空間を演出しています。
さらに、プロジェクトでは「自分たちの職場は自分たちの手で」という理念のもと、社員有志による自主施工にも挑戦。学生と社員が一体となり、より思い入れのある快適な職場空間が完成しました。
学生にとっての実践的な学びの場、企業にとっての活性化
このプロジェクトは、学生にとって貴重な実践経験の場となりました。企画・提案から施工、そして完成後のフィードバックまで、一連のプロセスを体験することで、学生たちは多くの学びを得ることができました。一方、シンニチ工業にとっても、学生との協働は社内活性化につながる大きなメリットとなりました。
廃材活用による環境配慮と今後の製品化
今回のリフォームでは、金属製パイプの製造過程で発生する端材や不具合品などの廃材を積極的に活用。廃材を有効利用することで、環境への負荷を軽減することに成功しました。特に、休憩スペースで使用されたパイプの廃材を使った仕切りはデザイン性も高く評価されており、今後の製品化も検討されています。
シンニチ工業の取り組みと未来
シンニチ工業は、今後も学生と積極的に協働し、実践的な学びの場を提供していくことを表明しています。今回のプロジェクトは、企業と大学の連携による成功事例として、今後の産学連携のあり方を示唆するものです。廃材活用による環境配慮への取り組みも高く評価され、持続可能な社会の実現に貢献する企業として、その存在感をますます高めていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
シンニチ工業株式会社
- 住所
- 愛知県豊川市平尾町天間48番地
- 電話番号
-
0533-88-4155