岩手・盛岡で開かれるヘラルボニーのアートサマースクール、感性を育む特別な体験

盛岡初開催！ヘラルボニーアートサマースクール2025

2025年8月18日から21日、岩手県盛岡市で、ヘラルボニーによるアートサマースクールが初めて実施されます。このプログラムでは、小学3年生から6年生までのお子様とその保護者が対象となる特別なワークショップが用意されています。

アートを通じた新たな視点と体験

参加者は、アートや造形体験を通じて他者の多様性を尊重し、新しい視点で世界を捉える力を育むことを目指します。このサマースクールは、ヘラルボニーが託している「誰もが学べる場所」を創出し、次世代リーダーの育成に寄与することが期待されています。

専門家によるプログラム構成

このサマースクールは、アート・教育の分野で広く評価されている専門家たちが監修しています。金沢21世紀美術館で長い間キュレーターを務めた黒澤浩美氏と、水戸芸術館で市民向けの教育事業を手がけた森山純子氏が、親子30組限定での少人数制サマースクールを企画しました。このプログラムでは、子どもたちが感じること、対話することを重視し、教育的な視点から感性が育まれるよう工夫されています。

多様性を楽しむワークショップ

サマースクールでは、多彩なワークショップを通じて、子どもたちの感性を刺激します。「いろやかたちを楽しもう」と題されたワークショップでは、シルクスクリーンプリントのコラージュやミシンでの制作体験などが予定されています。また、「身近な素材で今までになかったものを作ろう」というプログラムも登場し、ぬいぐるみの洋服やカラフルなバルーン制作を通じて、想像力を駆使したアート体験が楽しめます。

幼児が自らの身体で感じる部分に焦点をあてた「体をうごかす音であそぶ」もあり、ストレッチや音楽に合わせたダンスを楽しむことができます。これらの体験を通じて、楽しみながらも自分自身と向き合うことの重要性を学びます。