《死と乙女》東京上演
2024-10-18 11:24:22

シューベルトの名曲を舞台に《死と乙女》が2024年東京で上演

Tarinof dance companyの新たな挑戦



コンテンポラリーダンスカンパニーであるTarinof dance companyが、フランツ・シューベルトの《死と乙女》を基にしたダンス作品を2024年に東京で上演します。この公演は、彼らが掲げる「生と死を見つめる3部作」の一環であり、長期にわたる企画の第一章にあたります。

公演の概要


公演名は「生と死を見つめる3部作 第1章『死と乙女』」で、2024年11月13日(水)から15日(金)まで、豊島区にあるあうるすぽっとで行われます。チケットは10月18日(金)10:00より、カンフェティで発売が開始される予定です。公演は全席自由で、料金は高校生以下が2,500円、U25が3,500円、一般が4,500円と設定されています。

「死と乙女」への新たなアプローチ


Tarinof dance companyのこの新しい作品は、シューベルトによる歌曲にドイツの詩人マティアス・クラウディウスの歌詞を加えたものです。物語として描かれるのは、病床にいる乙女と死神との対話。Tarinofはこの聖なる文脈を独自の解釈に昇華し、エゴン・シーレの同名の絵画から受けたインスピレーションも取り入れています。

この作品の核心は、人生を生きる意味を問いかけることにあります。誰もが何かに遺され、果たして生きるとはどういうことかを考察するために、乙女と死神の関係を新たに解釈しています。

初演からの進化


フランス・パリでの初演を経て、Tarinofは「死と乙女」の作品を更にリクリエーションし、磨きをかけてきました。日本における冠が施された公演は、この作品の集大成ともいえるもので、多くの観客がその舞台に注目しています。

カンパニーの背景


Tarinof dance companyは、振付家で舞踊家の長谷川まいこ氏と坂田守氏が主宰し、2013年に設立されました。彼らは長年のダンスの経験を持ち、国際的な舞台でも活動を展開しています。特に、シューベルトのこの作品を再解釈することで、現代社会における生の意味を問いかける姿勢が際立っていると言えるでしょう。

最後に


Tarinof dance companyによる『生と死を見つめる3部作 第1章『死と乙女』』は、2024年11月の東京公演に向けて、ますます期待感を高めています。この機会にぜひ劇場で、新たな解釈を施した《死と乙女》を体感してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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