株式会社アイビスの情報セキュリティへの取り組み
モバイルペイントアプリ「ibisPaint」を展開する株式会社アイビスは、情報セキュリティに関する重要なマイルストーンを達成しました。2023年当初、同社は国際的な情報セキュリティマネジメントシステムであるISMSの認証、さらにクラウドサービスに特化したJIP-ISMS517も取得しました。これにより、ユーザーへのサービス提供におけるセキュリティ対策が一段と強化されました。
ISMS認証とJIP-ISMS517とは
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)適合性評価制度は、企業が情報セキュリティに対してどれだけ適切に管理策を講じているかを評価する、国際的な基準に基づいた制度です。特に「ISO/IEC 27001」は情報セキュリティ管理の国際規格として広く認識されています。株式会社アイビスが受けた認証は、組織内の情報セキュリティに関する管理が適切であることを証明する重要な指標となります。
さらに、JIP-ISMS517認証はクラウドセキュリティに特化した規範であり、特にibisWorksサービスのストレージ機能に適用されています。これにより、クライアントが安心して同社のクラウドサービスを利用できる環境が整えられています。
認証取得の背景と目的
アイビスは、ユーザーの個人情報や機密データを扱う企業として、セキュリティリスクを低減し、信頼を得ることが企業成長の鍵と考えています。モバイルアプリやウェブアプリの開発と運営における安全性の確保は、顧客満足度を向上させるために欠かせない要素となります。さらに、業務上での情報漏洩やサイバー攻撃のリスクを軽減することが、企業の社会的責任にも繋がるとアイビスは認識しています。
各認証の詳細
以下に、それぞれの認証取得に関する具体的な情報を明記します。
ISMS認証の概要
- - 適用規格: JIS Q 27001:2023 (ISO/IEC 27001:2022)
- - 登録番号: JUSE-IR-568
- - 初回登録日: 2025年7月30日
- - 認証機関: 一般財団法人日本科学技術連盟ISO審査登録センター
JIP-ISMS517クラウドセキュリティ認証の概要
- - 適用規格: JIP-ISMS517-1.0 (ISO/IEC27017:2015に基づくISMSクラウドセキュリティ認証に関する要求事項)
- - 登録番号: JUSE-IR-568-CS01
- - 初回登録日: 2025年7月30日
- - 認証機関: 一般財団法人日本科学技術連盟ISO審査登録センター
事業内容とサービス
アイビスが提供する「ibisWorks」は、AIを活用したクラウドサービスとして、法人向けの業務効率化ツールを提供しています。特徴としては、AI議事録作成機能やAI-OCRによる電子帳簿保存、さらにクラウドストレージサービスなどが挙げられます。これにより、業務のデジタル化を進める法人にとって非常に有用なソリューションであると評価されています。
今後の展望
アイビスは、これらのセキュリティ認証を基に、さらなるサービスの質の向上を目指すとともに、新たな機能やサービスの開発を進めていく方針です。企業の成長と共に、利用者に対する責任も強まる中、高度なセキュリティと利便性を両立させたソリューションの提供を今後も続けることでしょう。
会社概要
株式会社アイビスは、モバイル技術のエキスパートとして、グローバルなビジネス展開を進めています。モバイルペイントアプリ「ibisPaint」の開発・運営をはじめ、新たなテクノロジーを駆使したサービス提供を目指しています。これからも安全で便利なサービスを提供し続けることで、ユーザーに喜ばれる存在であり続けることを目指しています。