LenovoとAbsolute Softwareが新たなセキュリティソリューションを提供
2026年6月2日、Absolute SoftwareがIntelプロセッサを搭載したLenovoの新ソリューション「ThinkShield TraceLock」を発表しました。この新技術は、企業のサイバーセキュリティのレジリエンスを向上させるために設計されています。近年、サイバー攻撃が増加する中、企業は高度なセキュリティ対策が求められています。特に、オフライン環境でも効果を発揮するソリューションは、重要な要素です。
セキュリティの強化
ThinkShield TraceLockは、Absolute Security Cyber Resilience Platformを基盤にしており、ファームウェアに組み込まれた持続的な接続を通じてデバイスの制御や位置特定が可能です。これにより、企業は紛失や盗難にあったPCの情報が確実に守られ、業務の継続性を確保できます。
実際、最新の調査によれば、企業が管理しているデバイスの25%が所在不明で、適切に制御できていないというデータがあります。AbsoluteのCPO、ジョン・ヘレマ氏はこの事実を踏まえ、デバイスがオフラインでも企業のセキュリティとコントロールを維持することの重要性を強調しています。
オフラインでも可能な制御
ThinkShield TraceLockが提供する主な機能の一つは、オフラインであってもデバイスの可視化ができる点です。これにより、セキュリティチームやITチームは、情報漏洩やサイバー攻撃、ランサムウェアのリスクを軽減する手段を手に入れます。また、デバイスが電源オフの状態でも、必要であればリモートでロックを行い、データの消去も可能です。
具体的には、以下の機能が考慮されています:
- - リモートロック機能: デバイスを遠隔からロックすることにより、不正アクセスを防ぎます。
- - データ消去: ハードドライブ内のデータを消去する機能により、機密情報の漏洩を回避します。
- - コンプライアンス対応: 各業界の監査対応テンプレートが用意されており、内部のポリシーを守りつつ、業界の規制要件を満たすことが可能です。
その他の機能
また、動作不良に陥ったPCを過去の正常な状態へ自動的に復元する機能も備えています。これにより、オペレーティングシステムがクラッシュした際などにも迅速に復旧でき、業務のダウンタイムを大幅に削減できることが期待されます。
新たな展望
ThinkShield TraceLockは、WWANを搭載した一部のThinkPadシリーズで2026年7月1日より利用可能になります。これにより、新しく購入したThinkPadに対してAbsolute ControlやAbsolute Resilienceのライセンスを通じて、セキュリティを強化することができます。新技術の導入により、企業のサイバーセキュリティは一段と強化され、業務の生産性向上にも寄与するでしょう。
このように、Absolute SoftwareとLenovoの協力によって、企業はこれまでになく強力なセキュリティ機能を手に入れることが可能になりました。今後もさらなる技術革新に期待がかかります。詳しくは
Absolute Softwareの公式ウェブサイトをご覧ください。