東京で開催される金融業界の新たな未来
2025年11月14日、東京・渋谷のスクランブルスクエアで、注目のイベント「Tokyo Founders’ Day 2025」が開催されます。このイベントには、金融業界の変革を意識したGreenboard CEO デイブ・フェルドマン氏が登壇し、AIとコンプライアンスを活用した新たなアプローチが提案されます。
課題解決への第一歩
金融機関では現在、様々なツールやプロセスを用いてコンプライアンス業務が運用されています。従業員の取引履歴の監査やチャット・メールの記録保持、広告表現の審査など、これらが連携なく行われているため、効率性が欠如し、時間やコストが無駄にかかることが問題視されています。また、この断片化したプロセスは整合性の不確かさを生じるリスクもあります。
デイブ・フェルドマン氏は「既存の枠組みでは、金融機関の運用力や信頼性を高めることは困難」と見解を示しました。その上で、彼の考える解決策は、すべての業務プロセスを統合したAIプラットフォームの導入です。このアプローチにより、運用の効率化と信頼性の向上が図れるとしています。
Greenboardの成り立ち
ニューヨークに本拠を置くGreenboard, Inc.は、2023年にフェルドマン氏によって設立されました。彼は、Johns Hopkins大学を卒業後、様々な企業やプロジェクトでプロダクト設計と立ち上げを行ってきました。特に、401(k)管理プラットフォームのGuidelineや、AIを用いたHive AIにおいて実践的な経験を積み、そこから得た知見を活かしています。彼は多様な利害関係が交錯する金融の現場での効率化の可能性を強く感じ、その思いからGreenboardを設立しました。
資金調達と将来の展望
2024年5月には、GreenboardはBase10 Partnersをリード投資家として、約6億7,000万円を調達しました。この資金は、トランスフォーメーションを進めるための重要な資源となるでしょう。また、Y CombinatorやGeneral Catalyst、Transpose Platformが出資に参加し、その後ろ盾が期待されます。今日の金融業界は変革が必要とされており、こうした革新的なアプローチが求められています。
Tokyo Founders’ Day 2025の詳細
「Tokyo Founders’ Day 2025」は新たなビジネス環境を探るための貴重な機会です。フェルドマン氏が金融業界の今後を見据えた実践的なヒントや経験を共有することで、参加者は情報を得ることができます。具体的な内容や実践例を通じて、参加者はグローバルな挑戦に向けた業界知識やリーダーシップの資源を得られるでしょう。
参加方法とアプローチ
本イベントは、産業革新投資機構(JIC)やIVSとの共催で実施され、参加希望者は事前に登録が必要です。興味のある方々は、公式サイトで登録を行ってください。今後の金融業界に影響を与える重要な情報を得るチャンスとなるでしょう。お見逃しなく!
お問い合わせ
関連情報や質問は、Transpose Platformの戸上 恭丞氏にお問い合わせください。
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免責事項
本記事は情報提供を目的としており、証券販売や投資勧誘を目的としたものではありません。イベントへの参加は、Transpose Platformとのクライアント・助言・投資関係を構築するものではありません。