友ヶ島の新企画展
2019-09-26 09:00:31

友ヶ島第3砲台美術館で行われる新企画展『ヤミツク』の魅力とは

友ヶ島第3砲台美術館での新たな挑戦:企画展『ヤミツク』



2019年10月3日、和歌山市の無人島群・友ヶ島に新たに開館した『友ヶ島第3砲台美術館』は、その開館を祝して大規模な企画展『ヤミツク ~くらやみのいきものに関する研究結果展~』を開催します。本展は、友ヶ島を舞台にした架空の物語を追体験するもので、特に音声AR技術を駆使した独自の展示方法が特徴的です。

友ヶ島とは


友ヶ島は和歌山市加太沖に浮かぶ無人島群で、歴史的な要塞施設が多数残されています。これらの要塞は、かつて国防のために設置されたもので、その一部は今なお良好な状態で保存されています。当時の戦争の痕跡と自然豊かな環境が共存する神秘的な空間として、観光客に新たな魅力を提供しています。

音声ARによる没入体験


今回の企画展は、小説家・三崎亜記氏による“ヤミツク”という生物にまつわるストーリーを基にしています。来場者は、音声ARアプリ『友ヶ島』を用いて、この不思議な生物を研究してきた博士の解説を聴きながら、展示物を観賞します。これは、写真や文字だけでは伝わらない深い体験を提供しており、来場者はまるでその場にいるかのように物語の世界に没入できます。

アート作品の展示内容


展示室は、博士がヤミツクの調査を行った際のさまざまな研究結果やアート作品が並べられています。各展示物は、想像力をかき立てるようにデザインされており、来場者はそれぞれに込められた意味や歴史を感じ取ることができます。また、和歌山児童合唱団による音楽のパフォーマンスも展示され、音楽が島全体の雰囲気を作り上げます。

作品の背後にあるクリエイター


本企画展のディレクターには、国内外で多くの広告賞を受賞しているカイブツ木谷友亮氏が起用されています。彼の手腕により、友ヶ島の神秘的な魅力を活かした新たな表現が実現されました。

開催情報


  • - 期間: 2019年10月3日〜10月31日
  • - 場所: 友ヶ島第3砲台跡
  • - 料金: 入場無料(ただし企画展は別途料金が必要な場合あり)
  • - 観賞方法: アプリ『友ヶ島』をインストールし、現地に向かうことをお勧めします。

結論


『ヤミツク ~くらやみのいきものに関する研究結果展~』は、友ヶ島の持つ歴史や自然の美しさをアートと音声の融合で新たな次元へと引き上げています。訪れる全ての人々にとって、一度は体験すべき特別な展覧会です。

友ヶ島のこれからの観光活性化に向けた一歩として、この企画展が多くの人に届くことを期待したいと思います。

会社情報

会社名
和歌山市
住所
和歌山県和歌山市七番丁23番地
電話番号

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