新たなワインの魅力『COLLEKARAコレカラ』
静岡県伊豆市の中伊豆ワイナリー シャトーT.Sが、25周年を迎えるにあたり、新しいワインのブランド『COLLEKARAコレカラ』をスタートさせることを発表しました。この新コンセプトワインシリーズは、伊豆の気候や風土に適した品種を探求し、栽培家たちの情熱が詰まったワインを展開していくものです。
『COLLEKARAコレカラ』の背景
伊豆地域でワイン造りを行う中伊豆ワイナリーは、これまでの経験をもとに新しい品種に挑戦する姿勢を大切にしています。『COLLEKARAコレカラ』という名には、ワインの成長と共にその変化を皆様と共に味わいたいという願いが込められています。このプロジェクトを通じて、ワインがどのように育っていくのかを楽しむ体験を提供します。
第一弾は『Malbec2023』
このシリーズの第一弾『Malbec2023』は、2025年9月6日(土)に発売されます。マルベック品種を100%使用したこのワインは、中伊豆での栽培が始まった2015年以降育まれてきました。マルベックはフランス南西部が原産で、アルゼンチンで広く栽培されている品種です。色素やタンニンが豊富で「黒ワイン」とも称されるこのワインは、その濃厚な色合いと品質でワイン愛好者の期待を集めています。
ワインの風味と特徴
『Malbec2023』は、濃いルビー色で粘性があり、オーク樽からくる重厚な香りが特徴的です。香りには桑の実ジャムやオレンジピール、スパイスが混ざり合い、絶妙な香りのハーモニーを楽しむことができます。飲むと、干しブドウのような濃厚な果実の風味と共に、柔らかいタンニンが舌を包み込み、長い余韻をもたらします。また、赤身の肉とスパイシーなソースとの相性も抜群で、食事の場を華やかに演出します。
そして、今回は数量限定での販売となっているため、中伊豆ワイナリーのショップでのみ購入可能です。今後もこの『COLLEKARAコレカラ』シリーズからは新たな品種のワインが登場する予定ですので、期待が高まります。
中伊豆ワイナリーの魅力
2000年に開業した中伊豆ワイナリーは、霊峰“富士”を背景に広がるぶどう畑で、品質の高いワインを目指して奮闘しています。娯楽も充実しており、レストランやホテル、グランピング施設、乗馬場も完備し、訪れる人々に多様な体験を提供しています。この季節にしか味わえない美しいぶどう畑の風景を楽しみながら、優雅なひとときを過ごせます。
アクセス情報
中伊豆ワイナリーへのアクセスは、JR三島駅から伊豆箱根鉄道を利用し、修善寺駅からタクシーで10分程度です。また車の場合は、沼津I.Cから約45分とアクセスしやすい立地にあります。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。
最後に
新たなワインの冒険を始めた中伊豆ワイナリーの『COLLEKARAコレカラ』シリーズ。味わいの成長を共に楽しむ機会を持ち、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。美しい風景と共に、特別な時間を体験できることでしょう。