大賀薬局がホールディングス設立、地域一体経営へと移行
株式会社大賀薬局が、グループ経営体制へと移行し、新たに持株会社「オーガホールディングス」を設立しました。この移行は2025年10月1日を予定しており、同社は124年の歴史を生かしながら、地域社会に密着したビジネスを一層強化していく方針です。
経営体制移行の目的
大賀薬局は1902年の創業以来、地域に根ざしたビジネスを展開してきました。現在、同社は「One Health Leading Company(ワンヘルス リーディングカンパニー)」というビジョンのもと、人と動物の健康と美容に関連する課題に正面から向き合っています。これにより、より質の高いサービスを提供することを目指しています。
新たに設立されるオーガホールディングスは、持株会社として事業会社の支援とガバナンスを強化し、グループ全体の最適化を図ります。一方で、事業会社は迅速な意思決定が可能な体制を整え、市場の変化に柔軟に対応できるようにします。これにより、付加価値の創造と持続的な成長を見込んでいます。
オーガホールディングスの理念
長期ビジョン「地域一体企業」
同社は、地域と医療、エンタメの融合を通じて、変化に適応し続ける企業を目指しています。その目的は、地域社会にとって欠かせない存在となることです。
中期ビジョン
2029年に向けて、ペットも家族の一員と捉え、人と動物の健康に対する多様な課題にも取り組むとのこと。未病や疾患の予防、早期発見、治療、療養についてのサービスを提供し、地域に一層根ざした「ワンヘルス リーディングカンパニー」を目指します。
社長の決意「こどもたちに誇れる企業」
大賀社長は、「地域一体企業として日本一」を目指すと同時に、社員が誇りに思える企業づくりも重要視しています。少子高齢化が進む中でも、持続可能な成長を追求し、全社員の成長をサポートする体制作りを進めています。
大賀薬局の地域貢献
地域の未来を見据え、同社は単なる参加企業ではなく、地域企業連合の「司令塔」「プロデューサー」「リーダー」として位置づけられています。地域問題に向き合い、心を込めたサービスを提供していく姿勢が、同社の強みとなるでしょう。さらに、エンタメの発想を取り入れ、楽しく健康づくりを実践して行くことも目指しています。
ワンヘルスの取組み
ワンヘルスの概念は、人、動物、環境を一つの健康として捉え、相互に影響を及ぼす考え方です。福岡県をはじめ、全国的に意識が高まっているこの理念に基づき、地域医療の課題解決を図ります。
会社概要
- - 代表者:代表取締役社長 大賀崇浩
- - 所在地:福岡市博多区博多駅前3丁目9番1号
- - 設立:2025年6月30日
- - 事業内容:グループ会社の経営管理
- - 資本金:5000万円
- - 売上高:35,272百万(直近決算期)
大賀薬局グループは、地域社会に貢献し、ひとと動物の健康を共に守る「ワンヘルス リーディングカンパニー」としてさらなる発展を目指しています。