フォーティエンスとMiro、協業による新ソリューション
フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧社名:株式会社クニエ)と、Miro Inc.(日本法人:ミロ・ジャパン合同会社)は連携し、新たな意思決定支援ツール「SCM意思決定キャンバス」を提供し始めました。このツールは、特にS&OP(Sales and Operations Planning)会議や需給調整会議における情報整理や対話をサポートし、効率的かつ効果的な意思決定を促進します。
新しい意思決定プロセスの必要性
サプライチェーンの複雑性が増す中、企業は変動する需要や地政学リスクに迅速に対応する必要があります。しかし、従来のSCM会議では、情報共有に多くの時間がかかり、実際の意思決定まで至らず、「何が決まったか」だけが残ることが頻繁にあります。このような背景から、フォーティエンスとMiroは協働し、意思決定プロセスの高質化と迅速化を目指しました。
SCM意思決定キャンバスの具体的な仕組み
新ソリューション「SCM意思決定キャンバス」は、以下の3つのフェーズで会議を再設計し、学習サイクルとして運用されます。
1. ### 会議前:論点の準備
AIが過去のデータを分析し、重要な論点やリスクを事前に抽出します。参加者はこれを基にアジェンダを確認し、会議への準備を整えます。これにより会議当日における無駄な報告が減少し、有意義な討論の展開が期待できるのです。
2. ### 会議中:対話と判断
参加者は、同じキャンバス上で同時に意見を記入し、視覚化された違いや相違点を即座に見つけることができます。AIが適切に議論の進行をサポートし、本質的な論点に集中できるため、より迅速に判断に移ることが可能です。
3. ### 会議後:決定事項の整理
AIが会議中の内容を要約し、決定事項やその根拠を整理します。このプロセスでは、メンバーが確認し承認することで、質の高い知識が組織内に蓄積され、自動的に使える形になります。
Miroの役割とフォーティエンスの知見
Miroは、ビジュアルコラボレーションプラットフォームとして、企業がAIを活用し効率的にチーム作業を進めるための場を提供しています。このツールをベースにすることで、人間の思考を中心に据えつつAIがサポートする、新たな意思決定プロセスが実現します。加えて、フォーティエンスはサプライチェーンの専門知識と経験を有し、変化の激しいビジネス環境においても意思決定を加速させる体制を整えています。
まとめ
「SCM意思決定キャンバス」は、企業が直面する複雑な課題に対する新たな解決手段を提供することを目的としています。変化の速い環境に対応しながら、未来のサプライチェーンにおける意思決定の質を高めていくための一歩となるでしょう。高い専門性を持つフォーティエンスと先進的なビジュアルコラボレーションを提供するMiroが手を携えることで、今後もさらなる発展が期待されます。