株式会社ジオコードの2025年2月期決算発表、Web広告とSFAの成長が目立つ

株式会社ジオコードの2025年2月期通期決算

株式会社ジオコード（東京都新宿区、証券コード：7357）が発表した2025年2月期の通期決算によると、同社の事業部門であるWeb広告とクラウドセールステックが特に好調な結果を記録しました。全体の売上高は前年同期比で4.0%増加し、1,582百万円と達成しました。

売上高の詳細

この成長に寄与したのは、Web広告のセグメントが前年同期比で31.3%も伸びたことと、営業支援ツール「ネクストSFA」も同33.8%と大きく成長したことです。これはインターネット広告市場の拡大と、なかなか新規受注が伸びないオーガニックマーケティングとの対比が際立っています。

特に「ネクストSFA」は新たな機能の追加や、顧客への継続支援により、より多くの新規顧客を獲得しており、その結果が数字に表れています。これにより、クラウドセールステック部門は前年同期比で19.1%増の217百万円と、顕著な成長を遂げました。

営業利益の状況

しかし、営業利益については先行投資として販売関連費や採用費を増加させていたため、前年同期比で売上高計画未達に見舞われ、最終的には△25百万円で決算を閉じました。ただし、販売費及び一般管理費を前年と同様に抑えたため、全体的なコスト管理は一定の成果を上げました。

市場環境と今後の展望

Web広告の収益が好調であったのは、デジタル化の進展が背景にあると分析されます。このトレンドを活かして、さらなる市場拡大を見込んでいます。特に、自社メディアを利用した成果報酬型サービスや新しいセキュリティ関連サービスの導入に取り組んでおり、今後の成長が期待されます。

昨年からの変化として、これらのサービスは、顧客のニーズに合わせたカスタマイズ性が求められており、これに応じた機能の追加や料金プランの見直しも進められています。

会社の紹介

株式会社ジオコードは、SEO対策とWebサイト制作を融合させた「オーガニックマーケティング」やWeb広告運用を提供する企業です。自社の扱う営業支援ツール「ネクストSFA」の導入により、顧客に対して集客から受注までのフルサポートを行っています。

また、同社は経営支援を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進にも貢献しています。現在、デジタル市場での競争が激化する中、ジオコードはより強固なサービス提供を目指し、業務の改善を図っています。

詳細な数字や業績予想については、こちらのリンクをご覧ください。