大同生命の新保険「会社みんなでKENCO+」が健康経営を推進する理由

大同生命の新たな挑戦

大同生命保険株式会社は、健康経営を推進するための新商品「会社みんなでKENCO+」を発表しました。この保険は、中小企業向けに設計されており、特に健康維持と予期せぬ事態に備える要素を組み合わせています。この商品は、スイスのインシュアテック企業であるdacadooが提供するリスクエンジンを活用し、科学的な基盤によって保障内容が設計されています。

会社みんなでKENCO+とは

「会社みんなでKENCO+」は、健康経営を実現し、病気の予防と不慮のリタイアに備えるという二つの目的を持つ保険です。この保険は、健康経営の実施に役立つ「KENCO SUPPORT PROGRAM」として、企業の役職員が健康意識を高めるサポートを同時に行います。

保険料は合理的で、さまざまな保障内容を提供。これにより、経営者たちが健康経営に取り組む一助となり、社員の健康維持や意識向上を促進します。また、健康増進活動による割引制度も設けられており、実際に健康を意識した行動をとることで、割引を受けることが可能です。

dacadooのリスクエンジンの役割

健康増進型保険の開発において、dacadooのリスクエンジンは大きな役割を果たしています。このエンジンは300万人以上のデータをもとに構築され、90以上のデータポイントを処理します。これにより、被保険者の健康状態を多角的に分析し、必要に応じてリスクを評価します。

特に、身長、体重、年齢、性別の4つの簡単なデータからもリスク比率が算出できるため、手軽に利用できるのが特長です。また、欠損しているデータに関しては、最適な補完を行い、信頼できるリスク評価を実現します。このように、dacadooは最新のモデリング技術を用いており、個別のニーズに対応したデータ解析が可能です。

日本における健康経営の重要性

日本では中小企業が非常に多く、これらの企業の健康経営が国家全体の健康水準に大きく影響します。大同生命はこの認識のもと、新たな商品「会社みんなでKENCO+」を展開し、中小企業を支援する体制を整えました。また、健康経営を導入することで、企業としても生産性が向上し、社員の満足度も高まるという好循環が生まれます。

dacadoo CEOのコメント

dacadooの社長兼CEO、ピーター・オームネス氏は、「大同生命の新商品に関わることができて光栄です。お客様が生活習慣を改善し、より健康的な選択をすることで、保険料が下がる手助けができることを誇りに思います」と語っています。日本市場へ向けたのは、大同生命が持つ顧客基盤の強さと、dacadooの技術力を組み合わせた魅力的な結果です。