命を守るための新たな防災ツール「ぼうさいNURIE」正式リリース！

防災教育をゲーム感覚で！「ぼうさいNURIE」正式リリース

2023年9月1日、防災ツール「ぼうさいNURIE」が正式にリリースされました。これは、2023年3月に実施されたオンライン防災イベントでのプレリリースを経て、多くの人々に支持を得たものです。このプロジェクトは、東日本大震災を教訓思い、国民一人ひとりが防災意識を持つことを目的としています。実際に防災関係者からも高い評価を受けており、地域社会での導入が期待されています。

「ぼうさいNURIE」とは？

「ぼうさいNURIE」は、ぬりえを通じて防災に関する知識を学べるツールです。イベント参加者は、実際にぬりえをしながら「地震が来たらどうするか」「防災リュックには何を入れるべきか」といった具体的な行動についても考えることができます。これは、参加者の判断力を向上させる大きな効果があり、日常生活の中で自然に防災意識を育てる手助けになります。

また、ぼうさいNURIEは、特別な知識がなくても気軽に参加できるため、子どもから大人まで幅広い層が対象です。地域の防災力向上、また新たな防災活動の一歩としても非常に有効です。例えば、耐震対策の導入や防災グッズの準備、避難訓練、セミナーなどの手段に加えて、新しい視点で防災に取り組むことが可能になります。

NURIE大使の役割

さらに、「ぼうさいNURIE」を広めるために「NURIE大使」も活動を始めます。NURIE大使は、自身の地域でこの防災ツールを広め、ぬりえを通じて子どもたちの気づきを引き出すことに注力します。初心者でも気軽に参加できるため、興味のある方はぜひお問い合わせしてみてください。

9月2日に宮城県仙台市でイベント開催

リリース記念イベントとして、9月2日には宮城県仙台市の八本松市民センターで「あそぼうさい」が開催されます。このイベントでは、ぼうさいNURIEを体験できるブースが設置されており、炊き出しやさまざまなアクティビティを通じて防災について楽しく学べる機会です。参加は無料で、どなたでも参加可能ですので、ぜひお越しください。

「オンライン防災」の理念

「ぼうさいNURIE」は、もともと2020年に新型コロナウイルスの影響で発足したオンライン防災団体が基になっています。この団体は、毎年3月に防災をテーマにしたオンラインイベントを行い、国外からも参加者を募っています。防災を難しそうなテーマではなく、もっと身近で取り組みやすいものにしようという願いが込められています。