タンチョウ再発見100年を祝う特別なブローチ
公益財団法人日本野鳥の会が、設立90周年を迎える2024年に、絶滅したとされていたタンチョウが再発見されてから100年を記念し、特別なブローチを製作しました。これは、田中貴金属ジュエリーとの共同制作で、自然保護活動を支持するための特別なアイテムとなっています。
タンチョウブローチのデザインと素材
このブローチは、タンチョウをモチーフにした美しいデザインが特徴で、18作目となるブローチは、全体が純銀製で金メッキ仕上げのシャンパンゴールド色です。そのサイズは約24 x 16 mmで、スモールタックピン仕上げがあります。このデザインは、日本野鳥の会オリジナルで、特別な意味が込められています。
寄付するとブローチをプレゼント
このブローチは、2024年11月20日より、日本野鳥の会に10,000円以上のご寄付をしてくださった方にプレゼントされることになっています。寄付は、オンラインでのクレジットカードや銀行振込、コンビニ決済、さらには郵便局での払込みも可能で、多くの方法が選択できるのは嬉しいポイントです。さらに、寄付は日本の自然を守るために大きな意義があり、参加することによって薄れてしまった自然とのつながりを再確認できるきっかけになります。
タンチョウとその保護活動の歴史
タンチョウは、日本で繁殖する唯一のツルであり、特別天然記念物に指定されています。北海道東部を中心に生息し、全長140cmにも達する日本最大の野鳥です。かつては北海道全域に呼ばれていましたが、乱獲と生息地の開発により極端に減少しました。明治時代には絶滅寸前にまで追いやられたものの、大正時代に再発見され、地元の農家による保護活動を通じて徐々に個体数が回復しました。
日本野鳥の会は1987年にタンチョウの越冬地に「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」を設立し、タンチョウの冬の給餌や生息状況調査など、継続的に保護活動を行ってきました。また、法律で保護されていない湿原の購入や地主との協定を結び、野鳥の生息地を守る活動も進めています。
田中貴金属ジュエリーの紹介
田中貴金属ジュエリーは、1892年に創業し、高品質なジュエリーや工芸品を提供する日本でも有数の老舗の貴金属店です。金やプラチナを使用したデザイン性豊かで資産性の高い商品が揃っています。
日本野鳥の会の未来
2024年に90周年を迎える日本野鳥の会は、今後も「野鳥も人も地球の仲間」という理念のもと、野鳥や自然の大切さを伝え続け、人と自然が共生する社会の実現を目指しています。タンチョウのブローチは、より多くの人々に自然とのつながりを思い出させる道具として、特別な存在となることでしょう。
このブローチの製作を通じて、タンチョウという存在の重要性を再認識し、持続可能な未来のためにどのような行動ができるか考える良い機会になるはずです。