株式会社ROXXが「HireRoo」を導入
東京都新宿区に本社を置く株式会社ROXXは、エンジニア組織向けプラットフォームを提供し、「日本をもう一度、モノづくりで一番へ。」とのビジョンを掲げています。同社は、AI時代のスキル面接サービス『HireRoo』の導入を発表しました。これは、より良い採用・育成の仕組みの構築を目指すもので、汎用的なスキル評価の標準化や候補者体験の向上を図るものです。
HireRooの導入背景
株式会社ROXXのCTO、松本宏太氏によれば、エンジニア採用プロセスの改善に向けて、同社は常に追求を続けてきたとのこと。従来は独自の技術評価システムを運用していましたが、候補者にかかる負担やシステムメンテナンスのコストという課題に直面していました。これが、HireRooの導入に至った理由です。
彼は、特に注目したのは、汎用的なスキル評価の標準化と候補者体験の向上であるとし、単に技術力があれば良いのではなく、最新の技術を活用しながら自社プロダクトのための顧客価値を創出できる人材を求めていると明かしました。現在のテクノロジーの進化に応じて、エンジニアには「アウトカムに責任を持てる」能力が特に重要視されています。
採用プロセスの変革
HireRooのスキルテストは技術力を可視化する出発点として非常に有効ですが、松本氏が強調するのは、コードや設計の意図を自分の言葉で説明できる能力です。これにより、なぜその実装を選んだのか、どのような考えでその設計に至ったのかを言語化し、チーム内での知識共有が可能になります。このような透明性がアジリティの高い組織づくりに必要不可欠だと彼は語ります。
株式会社ROXXの目的
ROXX社では、HireRooを単なるスキル評価ツールではなく、同社の技術組織が目指す価値観を体現するための要素と位置付けています。今後も評価プロセスの継続的な改善を通じて、より良い採用・育成の仕組みを構築していくことを目指しています。
ROXX社の役割は、モノづくりを支えるエンジニアの真の能力を引き出し、公平で効率的な採用プロセスを実現することです。そのために、AI技術を駆使したビジネスモデルを展開していく考えです。
株式会社ROXXの概要
株式会社ROXXは、都内に本社を構え、ノンデスクワーカー向けの転職プラットフォーム『Zキャリア』やオンライン完結型コンプライアンス・リファレンスチェックサービス『back check』などを展開しています。上場も果たしており、東証グロース市場に上場しています(コード番号:241A)。
HireRooの成長
『HireRoo』は、150社以上に導入されており、40,000件を超える選考実績を誇ります。採用管理システム『sonar ATS』との連携によって、利用者層を広げ続けています。AI時代における採用手法として、エンジニアリングの未来を切り開く存在ともいえるでしょう。
日本の技術力を背負って
株式会社ハイヤールーは、企業の技術・エンジニアリング力の底上げを目指しており、現代のモノづくりを担うソフトウェア開発者に特化したワンストップの評価・育成プラットフォームを提供しています。これにより、かつて世界をリードしたこの国を再び、「モノづくりの力で一番へ」というミッションを果たすために、ROXXのような企業が中心となり、エンジニアの新たな未来を築いていくことでしょう。