西武建設が「Japan Drone 2025」に出展
西武建設株式会社は、2025年6月4日から6日まで幕張メッセで開催される展示会「Japan Drone 2025」に出展することが決まりました。この展示会は新たな産業創出と国際競争力の強化を目的とし、様々なドローン技術が登場する場となります。西武建設はここで、特に注目すべき「壁面接触作業ドローン」を披露します。
壁面接触作業ドローンの特徴
壁面接触作業ドローンは、その名の通り、壁面に接触しながら作業を行うことができる新しいタイプのドローンです。このドローンには、壁面に接触するための技術や、遠隔操作と位置制御を可能にする搭載機器が搭載されています。
研究・開発の内容
現在、西武建設ではこのドローンの研究開発を進めており、コンクリート壁面の中性化測定を行うためのドリル法の技術を2023年度から使用開始しています。また、2024年度には測定の結果をもとに、微細な破損を修復する技術も実用化を目指しています。これにより、効率的かつ安全に建設業務を進めることが可能になります。
技術による効果
この新たな技術は高所にある高経年化した建築物の維持保全に大きな変革をもたらします。具体的には、作業の省力化やコスト削減、安全性の向上に寄与し、長寿命化により良好な資産形成を促進します。また、建設業界のニーズに応えることで、地域社会への貢献にも繋がるでしょう。
実験動画も公開中
西武建設の公式YouTubeチャンネルでは、壁面接触作業ドローンの実験動画も公開されています。この動画を見ることで、どのように技術が使われるのかを視覚的に理解することができます。ぜひチェックしてみてください。
Japan Drone 2025の概要
展示会「Japan Drone 2025」についての詳細は以下の通りです:
- - 開催日時:2025年6月4日(水)~6月6日(金)10時00分~17時00分
- - 開催場所:幕張メッセ
- - ブース番号:AL-23
- - 主催:一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
- - 入場料:3,000円(税込、ただし事前登録者は無料)
この機会に新たなドローン技術を体験してみてはいかがでしょうか。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
ミライト・ワンと西武建設の役割
西武建設を含むミライト・ワングループは、1946年からの長い歴史を持ち、様々なインフラを創造し続けています。通信インフラの構築から始まり、最近ではエネルギーや交通分野にまで手を広げており、地域のDX化や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。西武建設は、その中で確固たる技術力とノウハウを活かして地域社会へ貢献することを目指しています。
多様なインフラ技術が進化する中、西武建設の取り組みはまさに時代のニーズに応えたものと言えるでしょう。今後も新たな技術の開発に期待が寄せられています。