東京都立産業技術大学院大学スタートアップ・アクセラレーター研究所と東京都檜原村は、地域社会への貢献を目的とした交流・連携協定を締結しました。
協定の一環として、大学院大学から学生が檜原村に移住し、フィールドワークや村民との交流を通じて地域活性化に貢献していきます。学生たちは、8月より檜原村での生活を開始し、8月17日、18日に開催される「払沢の滝ふるさと夏まつり」にも参加予定です。
本協定は、大学院大学の地域マネジメント研究と檜原村の活性化という双方にとってメリットのある連携と言えるでしょう。
学生移住で地域課題解決へ
今回の協定で注目されるのは、学生の檜原村への移住です。大学院大学の学生は、リモートワーク可能な企業に勤務しているケースも多く、場所を選ばずに生活できる環境があります。
学生たちは、檜原村で生活しながら地域課題を調査研究し、村民との交流を通じて地域への理解を深めます。
檜原村活性化に向けた具体的な取り組み
学生たちは、檜原村の活性化に向けた具体的な取り組みとして、以下の活動を実施していく予定です。
「払沢の滝ふるさと夏まつり」への参加: 来場者に対して調査を実施し、データ分析に基づいた活性化策を検討します。
インターネット放送局の企画: 村内での情報発信を強化し、村民間の交流促進を図ります。
観光アプリの開発: AIチャットボットを活用し、観光客向けの情報を提供します。
木材産業の振興: 檜原村の木材産業と伝統技術を活かした振興策を検討します。
檜原村の豊かな自然と文化
檜原村は、東京都の西端に位置し、豊かな自然と歴史文化を誇る村です。
自然: 秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、奥深い山々や清流が魅力です。
歴史: 縄文時代の遺跡や伝統芸能が伝承されています。
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観光: 払沢の滝や都民の森など、多くの観光スポットがあります。
大学と地域社会の連携による未来
大学院大学と檜原村の連携は、学生の移住による地域活性化という新しいモデルを提示するだけでなく、地域課題解決への取り組みを加速させる可能性を秘めています。
今後、学生たちの活動が檜原村の更なる発展に貢献していくことが期待されます。