新型車両の塗料の魅力
2019-11-28 14:40:01
相模鉄道の新型車両「12000系」に採用された塗料の魅力とは
相模鉄道の新型車両「12000系」に使われる塗料の背景と魅力
相模鉄道から新たに導入された「12000系」という新型車両が、注目の的になっています。その外装には、大日本塗料の「Vトップ車輌用ゴールド」が採用されています。この塗料は単なる装飾にとどまらず、相模鉄道のブランドイメージを高める重要な役割を果たしています。
高評価のデザインと実績
「12000系」は、過去の9000系や20000系でも高く評価され、グッドデザイン賞を受賞した経歴を持っています。特に「YOKOHAMA NAVYBLUE」という色が特徴で、これは横浜の歴史を反映した深いブルーが印象的です。このデザインは「安全×安心×エレガント」という理念のもとで考えられました。
相模鉄道は、鉄道車両だけでなく、駅舎や沿線地域全体に高級感を持たせる施策を展開しており、地域のイメージアップを意図しています。
高級感の追求
近年、鉄道車両の多くはメンテナンスコスト削減を目的にステンレスやアルミといった素材を使用し、塗装を省略する傾向があります。しかし、人口減少に伴う乗客の減少を見据え、相模鉄道はプレミアム感のある有料特急を推進しています。これにより、相模鉄道のサービスはより高級感を増し、都市の印象を向上させる狙いがあります。
「Vトップ車輌用ゴールド」の特性
大日本塗料の「Vトップ車輌用ゴールド」は幅広い色出しが可能で、さまざまなニーズに応じたデザインが実現できます。この色は、ウレタン塗料を基にし、パールマイカを加えることで、高級感あふれる仕上がりとなっています。また、フッ素クリヤーを採用し、優れた耐候性も備えています。
多くの鉄道車両や関連部品に採用されている実績もあり、この製品はその機能性とデザイン性で広く認知されています。
今後の展開
大日本塗料は今後もこの塗料や関連製品の展開を図り、鉄道車両だけでなく自動車内外装や弱電製品など、多岐にわたる分野での販売拡大を目指しています。営業担当者とデザイン専門のスタッフが連携し、顧客の要望に応じた塗料の提案が行われます。お客様のイメージを具現化し、機能性を兼ね備えた製品を提供することが、それぞれの分野での価値をさらに高めることに繋がります。
新型車両「12000系」に採用された塗料を通じて、相模鉄道の未来がどのように展望されているのか、今後の動向が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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大日本塗料株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区南船場1丁目18-11SRビル長堀
- 電話番号
-
06-6266-3103